第60回スーパーボウルのハーフタイムショーにバッド・バニーが出演
2025年09月29日(月) 12:28
来年、NFLで最大のステージに、バッド・バニーが登場する。その“ラテン・トラップ”と“レゲトン”のリズムを引っ提げて。グラミー賞ウイナーであるバッド・バニーが、北カリフォルニアを舞台とする“Apple Music Super Bowl halftime show(アップルミュージック・スーパーボウル・ハーフタイムショー)”に出演することが決まった。
リーグとアップルミュージック、および『Roc Nation(ロック・ネーション)』が現地28日(日)、2026年2月8日(日)【日本時間2026年2月9日(月)】に、アメリカ・カリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで行うハーフタイムショーにバッド・バニーが出演することを発表。
キャリアを決定づけるような活躍をしているプエルトリコのスーパースターに、新たな大舞台が決まった。今月、バッド・バニーは地元プエルトリコでの連続公演に50万人以上のファンを集めており、11月に発表されるラテン・グラミー賞では最も多くの部門でノミネートされている。すべてスペイン語で収録されたアルバム“Un Verano Sin Ti(君のいない夏)”などで、世界で最も多くストリーミング視聴されたアーティストでもある。
「第60回スーパーボウル ベイエリア 2026年2月」
Super Bowl LX.
Bay Area.
February 2026.#AppleMusicHalftime@NFL @AppleMusic @RocNation @SNFonNBC @nbc @peacock pic.twitter.com/XEWpAldrlS— Benito Antonio (@sanbenito) September 29, 2025
「今感じていることは、俺自身だけにとどまらない。これまでにやってきて、数えきれないほどのヤードを走ってきた人たちがいたからこそ、俺がタッチダウンを決められたんだ。今回のことは俺とつながっている人々、俺の文化、俺の歴史のためにある。Ve y dile a tu abuela, que seremos el HALFTIME SHOW DEL SUPER BOWL(行ってばあちゃんに伝えてくれ、スーパーボウルのハーフタイムショーに出場するんだって)」
ロック・ネーションの創設者であるJay-Zは声明の中で、バッド・バニーが“これまで、そしてこれからもプエルトリコのために行っていることは、本当に心を打つ。彼を世界最大のステージに迎えられるのは光栄だ」と述べた。
ベニート・アントニオ・マルティネス・オカシオの名で生まれた31歳のアーティストであるバッド・バニーは、グラミー賞を3回、ラテン・グラミー賞を12回受けている。ラテン音楽の世界的アンバサダーであるバッド・バニーは、映画『Bullet Train(ブレット・トレイン)』、『Caught Stealing(コート・スティーリング)』、『Happy Gilmore 2(俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル2)』などに出演。有名ファッションブランドともコラボしている。今年のラテン・グラミー賞では最多の12部門でノミネートされている。
ロック・ネーションと、エミー賞を受賞したプロデューサーであるジェシー・コリンズが、ハーフタイムショーの共同エグゼクティブプロデューサーを務める。ディレクターを務めるのはハミッシュ・ハミルトンだ。
昨年はケンドリック・ラマーがゲストのSZAと共にニューオーリンズで優れたパフォーマンスを披露。その際のスーパーボウルハーフタイムショーは、歴代最多の1億3,350万人が視聴した。ケンドリック・ラマーのパフォーマンスの視聴者は、1993年にマイケル・ジャクソンが出演したショーを超えている。
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