ハムストリング負傷のレイブンズQBジャクソンが水曜日の練習を欠席、日ごとの経過観察中
2025年10月02日(木) 08:58
クオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンの負傷に対し、ボルティモア・レイブンズは様子見するアプローチをとっている。
年間最優秀選手に2度輝いたジャクソンは現地1日(水)の練習に参加していなかった。ヘッドコーチ(HC)のジョン・ハーボーは現地5日(日)に組まれたヒューストン・テキサンズ戦でのジャクソンのステータスについて問われた際、あいまいに答えている。
「今週を通して、とにかくその日ごとでやっていく。故障者報告を見てもらえばいい」と言うハーボーHCは次のように続けた。
「本当に、全員についてそうやっている。ここで座って1人1人について質問してもらうこともできる。すごく長いリストだよ。そんな時間があるかな?」
実際、レイブンズの負傷者リストは長くなりつつある。しかし、1勝3敗という状況から抜け出そうとするときに、ジャクソンの状況よりも重要なものはない。
期待を裏切る戦績とはうらはらに、ジャクソンは2025年シーズンの最初の1カ月で輝かしい働きをしていた。パスヤードは869ヤードで、成功率は71.6%をマーク。タッチダウンパス(10回)、アテンプト平均ヤード(9.1ヤード)、パサーレーティング(130.5)ではリーグトップに立っている。また、ランでも166ヤードとタッチダウン1回を記録したものの、サック15回という数字は、すでに昨シーズンを通じて受けた数より8回少ないものになっている。もちろんその数は、これから増えていくのだ。
ジャクソンはハムストリングの負傷によって、シーズン第4週にカンザスシティ・チーフスに敗れた試合の第3クオーターで離脱を余儀なくされた。その時点で試合は一方的な展開となっていたが、ハーボーHCが後に語ったところによれば、どういった状況であれ、ジャクソンが復帰することはできなかったという。
ハーボーHCが示唆するように、レイブンズのクオーターバックの状況は故障者報告が出るたびに少しずつはっきりしてくるだろう。
ジャクソンが欠場することになれば、レイブンズと同じく1勝のテキサンズ戦で先発するクオーターバックとしては、クーパー・ラッシュが控えている。
今のところ、ジャクソンは自分にできることをすべてやろうと努力している。
「ラマーはしっかりやっている。彼は本当によくやっている。昨日は彼とじっくり話した。今日、彼は1日中ここにいて、仕事に取り組んだり、ミーティングに出たりしている」とハーボーHCは述べた。
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