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チャージャーズWRアレンが歴代最速でキャッチ1,000回に到達

2025年10月06日(月) 11:36

ロサンゼルス・チャージャーズのキーナン・アレン【AP Photo/Carrie Giordano 】

ワイドレシーバー(WR)キーナン・アレンがスローダウンしたと思っている者がいるなら、これは知っておくべきだ。アレンはどのワイドレシーバーよりも速く、ある記録を残している。

現地5日(日)にロサンゼルス・チャージャーズがワシントン・コマンダースに敗れた試合で、アレンはキャリア通算1,000回目のキャッチを記録した。159試合目での記録達成となる。

キャッチ998回の状態で日曜日を迎えたアレンは、第2クオーターでクオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートのパスをキャッチし、4ヤードのゲインを記録したプレーで、キャッチ1,000回を達成。このキャッチでアレンは、167試合でキャッチ1,000回をマークした殿堂入りした選手、マービン・ハリソンの記録を塗り替え、最速でこの数字に至っている。日曜日の試合で、アレンはキャッチ5回、58ヤードをマークしてキャリア通算キャッチ1,003回に到達しており、この数字はハインズ・ウォードを抜いて歴代15位に当たる。

「このキャッチによって、キーナン・アレンがNFL史上最速でキャッチ1,000回を達成」

33歳のアレンはキャリア開始からの11シーズンをチャージャーズで過ごし、プロボウルに6度選ばれた。2024年シーズン開始前にシカゴ・ベアーズにトレードされた後は、やや期待外れの結果(15試合でキャッチ70回、744ヤード)となっている

この夏に再びチャージャーズに戻ってからは、旧友ハーバートと組んで昔の勢いを取り戻している。

そして、記録更新はまだ続くかもしれない。1,003回目のキャッチによって、チャージャーズでは933回のキャッチを数えたアレンは、殿堂選手であるアントニオ・ゲイツが残したフランチャイズ記録である955回まであと22回に迫った。

ボルツに戻ってきたアレンが、歴史を刻んでいく。

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