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レイブンズRBヘンリーがタッチダウンラン110回を達成、ウォルター・ペイトンと並ぶ歴代5位タイに

2025年10月06日(月) 10:18

ボルティモア・レイブンズのデリック・ヘンリー【AP Photo/Nick Wass】

ボルティモア・レイブンズのランニングバック(RB)であるデリック・ヘンリーが、次の殿堂メンバーになろうとしている。

ヘンリーは現地5日(日)にレイブンズがヒューストン・テキサンズに敗れた試合で、キャリア通算ランニングタッチダウン110回を記録した。この数字は、殿堂入りしたウォルター・ペイトンと並んで歴代5位となっている。

その4週間前、ヘンリーはバッファロー・ビルズ戦で2回のタッチダウンを記録し、殿堂メンバーのジム・ブラウンとのタイ記録を破っていた。シーズン第3週にはデトロイト・ライオンズとの試合でもう1度得点し、通算109回の状態でこの日曜日を迎えている。ビルズ戦でのヘンリーは重大なファンブルを犯し、歴史的な瞬間に水を指していた。今回も、記念的な試合でありながら、同時に苦い敗北を喫している。

ヘンリーが“スウィートネス“ことペイトンに並んだのは、第3クオーターに決めた1ヤードのタッチダウンランでのことだった。しかしながら、この得点は大敗を喫して今季1勝4敗となったレイブンズにとって、試合で唯一の明るい場面に過ぎなかった。

キャリアを通じてシカゴ・ベアーズに在籍していたペイトンは、190試合で通算110回に到達。31歳のヘンリーは、テネシー・タイタンズとレイブンズで141試合に出場し、同じ数字をマークしている。

NFLで10年目――レイブンズで2年、タイタンズで8年――を過ごしているヘンリーは、1万2,000ランヤードを達成した17人目の選手になろうとしている。ヘンリーのランヤードは、日曜日の試合が終わった段階で1万1,740ヤードだった。

昨シーズン、ヘンリーはリーグトップタイのタッチダウンラン16回を記録した。それ以前に、ランによる得点でNFLトップに立ったことが3回あり、またそれを達成するかもしれない。

ナッシュビルからボルティモアへやってきたキング・ヘンリーの統治はまだ続いており、レコードブック上での歩みもまだ止まらない。

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