足首負傷のチャージャーズRBハンプトンがIR入り、少なくとも4週間の離脱
2025年10月07日(火) 08:38
ロサンゼルス・チャージャーズは少なくとも今後の4試合で主力ランニングバック(RB)を欠くことになる。
現地6日(月)、チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボーが日曜日に敗れたワシントン・コマンダース戦で足首を負傷して途中離脱したRBオマリオン・ハンプトンを故障者リザーブ(IR)に登録すると発表した。
ハンプトンは試合後にウオーキングブーツを履いているところを目撃されており、この姿は月曜日のニュースを予兆するものだった。新人のハンプトンは試合後半に退場するまでに70スクリメージヤード(44ランヤード、26レシーブヤード)を記録した。
今季を通してケガに悩まされているチャージャーズにとって、ハンプトンの負傷は最新の痛手となっている。
ベテランRBナージー・ハリスはシーズン第3週にアキレス腱(けん)断裂でシーズン絶望となった。守備陣のキャプテンを務めるアウトサイドラインバッカー(OLB)カリル・マックは肘の脱臼によって長期離脱を余儀なくされている。ケガで今季絶望となったラショーン・スレーターの代わりにレフトタックル(LT)にポジションを移したジョー・アルトもハイアンクルスプレインに見舞われ、すでに1試合を欠場し、今後も離脱が続く見込みだ。
NFL入りしてからの5試合で将来性を示したハンプトンは、キャリー66回で314ヤード(平均4.8ヤード)を記録し、2回のタッチダウンを決めている。ノースカロライナ大学出身のハンプトンはパスキャッチでも安定感を見せており、レシーブ20回で136ヤードを獲得している。
チャージャーズの53人のロースターに残っているランニングバックはハッサン・ハスキンズとキマニ・ビダルの2人で、練習生としてアマール・ジョンソンが所属している。ハスキンズとビダルのキャリア通算ヤードは合計で368ヤードだ。
2連敗を喫したチャージャーズはシーズン第6週に敵地でマイアミ・ドルフィンズと対戦する予定だが、ベテラン選手を補強しない限り、数週間は経験豊富なランニングバックを欠くことになる。
【RA】