シーズン第5週の最優秀選手賞にテキサンズQBストラウド、パンサーズRBドウデルらが選出
2025年10月09日(木) 12:51
リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表する。シーズン第5週の活躍を称えられた選手たちは以下の通り。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
C.J.ストラウド(QB/ヒューストン・テキサンズ)
ヒューストン・テキサンズのクオーターバック(QB)C.J.ストラウドは現地5日(日)に見事な復調を遂げ、ボルティモア・レイブンズを44対10で下した。キャリア3年目のストラウドはパス27回中23回を成功させ――成功率は驚異の85.2%――今季最多となる244ヤード、タッチダウン4回、パサーレーティング143.9を記録。ランでも30ヤードを稼いだストラウドは、AP通信NFLオフェンス部門年間最優秀新人賞に選ばれたルーキーシーズン以来となる週間最優秀選手賞を獲得した。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
リコ・ドウデル(RB/カロライナ・パンサーズ)
ランニングバック(RB)チュバ・フバードの欠場により、バックフィールドで先頭に立ったリコ・ドウデルは、日曜日に臨んだマイアミ・ドルフィンズ戦でカロライナ・パンサーズを27対24の勝利に導いた。ドウデルはキャリー23回で206ヤード、タッチダウン1回をマーク。そのランヤードは1試合あたりの数字として自己最多記録であると同時に、今季のリーグ最多記録にもなった。17対0で劣勢に立たされていたパンサーズは、ドウデルが決めた1ヤードのタッチダウンランで相手の得点を上回り、逆転勝利を果たしている。
AFCディフェンス部門週間最優秀選手
ニック・ボニート(LB/デンバー・ブロンコス)
デンバー・ブロンコスのラインバッカー(LB)ニック・ボニートは相手オフェンスを脅かし続けており、チームが今季最大の勝利を収めた試合でもその力を見せつけた。ボニートはブロンコスが21対17で勝利したフィラデルフィア・イーグルス戦でタックル4回、サック2.5回、タックルフォーロス2回を記録。今回の結果を受け、ボニートはサック数(7回)でリーグトップに立っている。
NFCディフェンス部門週間最優秀選手
クール・エイド・マッキンストリー(CB/ニューオーリンズ・セインツ)
ニューオーリンズ・セインツは今季初勝利を挙げ、2年目のコーナーバック(CB)クール・エイド・マッキンストリーはキャリアで初めてNFCディフェンス部門週間最優秀選手に選ばれた。マッキンストリーはセインツが26対14で勝利したニューヨーク・ジャイアンツ戦で、フィールド中を駆け回り、素晴らしい成績を残している。マッキンストリーはタックル4回、パスディフェンス3回、インターセプト2回を記録し、いずれも第4クオーターに決めてチームの勝利を確実なものとした。
AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
チムレイ・ディーケイ(WR/テネシー・タイタンズ)
テネシー・タイタンズが日曜日に22対21でアリゾナ・カーディナルスを下した試合で、ワイドレシーバー(WR)チムレイ・ディーケイはスペシャルチームで数々のビッグプレーを生み出し、伝説的な逆転劇を後押しした。ディーケイはカーディナルス戦で合計169ヤードのリターンを記録し、3回のパントリターンで33ヤード(平均11.0ヤード)、4回のキックリターンで136ヤード(平均34.0ヤード)をマーク。最大の見せ場は65ヤードのキックリターンで、これがフィールドゴールにつながり、タイタンズが試合終了まで連続で16得点を挙げるきっかけとなった。
NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
エディ・ピニエイロ(K/サンフランシスコ・49ers)
キッカー(K)エディ・ピニエイロはキャリアで4度目のスペシャルチーム部門週間最優秀選手賞を獲得。シカゴ・ベアーズで1度、カロライナ・パンサーズで2度、同賞を獲得したピニエイロは今回、サンフランシスコ・49ersを勝利に導いた功績が評価されている。ピニエイロは延長戦にもつれ込んだロサンゼルス・ラムズとの木曜日の試合で、41ヤードのフィールドゴールを成功させ、26対23の勝利をもたらした。シーズン序盤にキャリアで4つ目の所属先として49ersと契約したピニエイロは、今季のフィールドゴールをすべて決めている。サーズデーナイトフットボールでは、キャリア最長となる59ヤードのフィールドゴールを含め、4回中4回を成功させた。また、2回のエクストラポイントにも成功して合計14得点を挙げ、今回の受賞にふさわしい活躍を見せた。
【RA】