ワシントン・コマンダースのクオーターバック（QB）ジェイデン・ダニエルズはシーズン第8週の出場可否が不透明となっているが、現地20日（月）に受けたMRI検査の結果、“重大な、あるいは長期的な”ハムストリングのケガを免れたことが判明したと、ヘッドコーチ（HC）ダン・クインが報道陣に明かした。

ダニエルズは日曜日に敗れた試合の第3クオーターで、ダラス・カウボーイズのラインバッカー（LB）シェマー・ジェームズにサックされた際に右足を不自然な形でひねって途中退場した。立ち上がるのに時間がかかったダニエルズは、チームメイトの助けを借りながら右足をかばうようにしてAT&Tスタジアムのフィールドを後にしている。

カウボーイズ戦でダニエルズの代わりに最後までプレーしたバックアップQBマーカス・マリオタが、シーズン第8週に敵地で行われるカンザスシティ・チーフス戦で先発を務める見込みだ。

ハムストリングの負傷はキャリア2年目のダニエルズにとって、不調続きのシーズンにおける新たなケガとなった。昨季にオフェンス部門年間最優秀新人賞を獲得したダニエルズは、膝の捻挫でシーズン第3週と第4週を欠場しており、チーム内の負傷者リストに名を連ねる主力選手の1人となっている。

今シーズン、ワイドレシーバー（WR）テリー・マクローリン（大腿四頭筋）は3試合しか出場していない。ランニングバック（RB）オースチン・エイケラー（アキレス腱）はシーズン第2週に今季絶望となり、WRディーボ・サミュエル（かかと）は日曜日の試合を欠場した。

クインHCは月曜日、ディフェンシブエンド（DE）ドーランス・アームストロングが日曜日の試合で深刻な膝のケガに見舞われ、今季残り試合を欠場する見込みだとも明かしている。

【RA】