チャージャーズ戦ではバイキングスQBウェンツが先発、QBマッカーシーは“まだその段階に達していない”
2025年10月22日(水) 08:47
カーソン・ウェンツは現地23日(木)夜に行われるロサンゼルス・チャージャーズ戦で、ミネソタ・バイキングスのクオーターバック(QB)として5試合連続の先発出場を果たす。
ヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルは火曜日、キャリア2年目のクオーターバックであるJ.J.マッカーシーをフィールドで練習をさせたものの、現在もしつこい足首のケガに悩まされており、短い準備期間では復帰が難しい状態だと明かした。
木曜日のチャージャーズ戦では新人QBマックス・ブロスマーがバックアップを務める。
オコンネルHCは、試合に臨むのが日曜日だったならマッカーシーが先発できた可能性もあるが、“まだその段階に達していない”と説明。この発言からは、マッカーシーがシーズン第9週に予定されているデトロイト・ライオンズ戦で復帰する可能性があると読み取れる。
昨年、ドラフト全体10位指名を受けたマッカーシーは、プレシーズンに膝を負傷してルーキーシーズンを棒に振った。マッカーシーは今シーズン第2週に出場したアトランタ・ファルコンズ戦で再び負傷し、先週にはその足首のケガを“厄介なもの”と表現している。
その“厄介さ”は今も続いている。
ウェンツは肩のケガを抱えながらマッカーシーの代わりに出場しており、バイキングスの先発として2勝2敗の成績を残してきた。日曜日にはフィラデルフィア・イーグルスに28対22で敗れている。古巣との対決で、ウェンツはパス42回中26回成功、313ヤードを記録した一方で、2回のインターセプトを喫した。特に前半はプレッシャー下で苦戦し、インターセプトリターンタッチダウンや、方向が定まらずアウトオブバウンズとなり、8ヤードのロスを招いたバックワードパス、さらなるインターセプトなど、ミスが続いた。
バイキングスが激戦となっているNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のプレーオフ争いで食らいつくことを目指す中、ベテランQBのウェンツは木曜日に4勝3敗のチャージャーズとの試合で再び勝利をつかむチャンスを得る。
バイキングスのラン攻撃は近いうちに強化されるかもしれない。バイキングスはハムストリングのケガでシーズン第3週から故障者リザーブ(IR)入りしていたランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズの21日間の練習期間を開始した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロはジョーンズが早ければ木曜夜に復帰する可能性があると指摘している。
【RA】



































