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バイキングスRBジョーンズがチャージャーズ戦を前にIRから復帰

2025年10月24日(金) 08:32

ミネソタ・バイキングスのアーロン・ジョーンズ 【Perry Knotts via AP】

ミネソタ・バイキングスがプライムタイムに行われる試合に間に合うように、先発ランニングバック(RB)を復帰させることになった。

ハムストリングを痛めていたRBアーロン・ジョーンズが故障者リザーブ(IR)から復帰し、現地23日(木)夜に実施されるロサンゼルス・チャージャーズ戦に出場する見込みだ。

これに伴う動きとして、バイキングスはラインバッカー(LB)コービー・キングをウェイバーにかけた。さらに、ガード(G)ヘンリー・バードを練習生からアクティブロースターに昇格させている。

チャージャーズ戦を迎えるにあたり、クエッショナブルとされていたジョーンズは、シーズン第2週に敗れたアトランタ・ファルコンズ戦でハムストリングを負傷したことにより、過去4試合を欠場していた。その間、バイキングスはジョーダン・メイソンと新人のゼイビア・スコットの2人を主なバックフィールドのオプションとして起用していた。メイソンは初めてジョーンズの代役として先発したシンシナティ・ベンガルズ戦で、キャリー16回で116ヤード、タッチダウン2回を記録し、チームの大勝に大きく貢献した。

その後、バイキングスのラン攻撃の成績は平均もしくはそれ以下にとどまっており、チームとしての試合平均ランヤードは103.8ヤードとなっている。

ジョーンズの復帰はバイキングスにとって大きな追い風になるはずだ。2024年シーズンに1,138ランヤード、タッチダウン5回をマークし、キャリア4度目の1,000ヤード超えを達成したジョーンズは、ラン攻撃だけでなくパス攻撃でも重要な役割を担うと見られている。控えのベテランクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツが引き続き先発を務めている現状では、特にその存在が重要になるだろう。

復帰初戦でジョーンズのスナップ数が制限されるかどうかは不明だ。いずれにせよ、シーズン第8週を迎えるにあたって試合平均ヤードで20位につけているバイキングスのオフェンスにとって、ジョーンズの復帰はチャンスを広げるきっかけになるだろう。

【RA】