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ペニックスJr.の膝のケガにより、ファルコンズQBカズンズがドルフィンズ戦に先発の見込み

2025年10月26日(日) 17:40

アトランタ・ファルコンズのカーク・カズンズ【AP Photo/Mike Stewart】

アトランタ・ファルコンズはシーズン第8週に37歳のバックアップクオーターバック(QB)に頼ることになりそうだ。

ファルコンズのQBマイケル・ペニックスJr.は膝の骨挫傷により日曜日のマイアミ・ドルフィンズ戦を欠場する見込みで、カーク・カズンズが先発する予定だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地25日(土)、伝えた。

ペニックスJr.にはシーズン第9週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦で復帰する可能性が十分にあり、もしこれがプレーオフであれば、ドルフィンズ戦でもプレーしていたかもしれないとラポポートは付け加えた。

QB1のペニックスJr.が今週ずっと練習を制限されていたため、この欠場はヘッドコーチ(HC)のラヒーム・モリスにとって想定済みのシナリオだ。モリスHCは金曜日に記者団に対し、カズンズが練習で“相当数”のレップスに取り組んだと語っている。

故障者報告でクエッショナブルとされていたペニックスJr.が膝を痛めたのは、シーズン第7週のサンフランシスコ・49ers戦の最中で、チームは試合に敗れている。ファルコンズは土曜日にカズンズ以降のQB層を埋めるため、練習生のQBイーストン・スティックをアクティブロースターに昇格させた。

カズンズは2024年シーズン第15週以来となる先発出場の機会を迎えようとしている。

14年のキャリアを持つベテランのカズンズは昨年、フリーエージェントとして大型契約を結んでファルコンズに入団したが、7勝7敗を喫した後、ドラフト全体8位指名のペニックスJr.と交代させられ、ベンチに下がっていた。2024年のカズンズは、14試合に先発してパスで3,508ヤード、タッチダウン18回を記録したが、リーグ最多タイのインターセプト(16回)でシーズンを終えていた。

ファルコンズの先発となった今年、ペニックスJr.は、6試合で1,409ヤード、タッチダウン5回、インターセプト3回を記録している。しかし、2年目のQBはクリーンポケットでは素晴らしい輝きを見せることがあるものの、プレッシャー下での投球には苦戦している。

ファルコンズのディフェンスは1試合平均の被ヤード(265.2ヤード)でリーグ2位を誇り、スターランニングバック(RB)ビジャン・ロビンソン率いるユニットによって1試合平均ランヤード(136.3ヤード)でリーグ4位のラン攻撃を持っている。

カズンズはホームでチームを勝利に導くためのゲームマネジメントを求められるかもしれないが、今季1試合平均363.1被ヤード、29.3失点を喫している苦戦中のドルフィンズディフェンスを相手に、残された力を示す絶好の機会でもある。

ファルコンズ(3勝3敗)は、日曜日のアメリカ東部時間13時【日本時間27日(月)2時】にドルフィンズ(1勝6敗)とのキックオフを迎える。

【M】