ニュース

ジャイアンツRBキャム・スカッテボが足首脱臼で手術へ

2025年10月27日(月) 11:38

ニューヨーク・ジャイアンツのキャム・スカッテボ【AP Photo/Matt Slocum】

ニューヨク・ジャイアンツのフィラデルフィア・イーグルスとの再戦は、有望な若手の負傷によって損なわれた。

ジャイアンツのランニングバック(RB).キャム・スカッテボが38対20でイーグルスに敗れた試合の第2クオーターで足首を脱臼した。チームが発表したところによれば、スカッテボはフィラデルフィアの病院で日曜日の夜に手術を受けるという。

スカッテボはキャッチしようとした際にイーグルスのラインバッカー(LB)ザック・バウンに不自然な形で地面に倒されて負傷した。リンカーン・フィナンシャル・フィールドの芝に足がひっかかり、奇妙な形で曲がったのだ。チームメイトたちはもちろん心乱れた様子で、スカッテボは右足に装具をつけた状態でカートに乗ってフィールドを後にしている。

ヘッドコーチ(HC)のブライアン・ダボールは試合後「若手の彼を思うと非常につらい」と話している。

「もちろん、様子は見た。つらそうだった。誰であれ、チームのメンバーが倒れ、重傷を負ったら、心配だ。私はそう感じているし、選手たちがスカットのことを同じように思っているのも知っている」

新人RBのスカッテボは試合を離脱するまでに、12ラッシングヤード、18レシービングヤード、タッチダウンキャッチ1回をマークしており、ジェッツは14対7でリードされている状態だった。タイロン・トレーシーJr.(タッチ12回)、デビン・シングルテリー(タッチ3回)が協力してスカッテボの穴を埋めている。2人は合わせて81ヤードをマークしたものの、後半を通して、イーグルスが差を開いていった。

7週の間、スカッテボはクオーターバック(QB)ジャクソン・ダートの右腕的存在だった。チームが2勝5敗に落ち込む中でも、新人コンビはビッグブルーに興奮をもたらしてきた。

日曜日の試合が始まる前の時点で、スカッテボはキャリー98回で398ヤード、タッチダウン5回、キャッチ23回で189ヤード、タッチダウン1回をマーク。ジャイアンツで多才な活躍を見せたスカッテボは、ディフェンダーを打ち破ることも、テクニックを要するパスをキャッチすることもできる選手として、チームの触媒的な役割を果たしてきた。

わずか2週間前には、イーグルス戦での驚きの大番狂わせで、まだ浅いキャリアの中でベストの試合を送ったばかりだったスカッテボ。34対17で勝利したこの試合で、スカッテボはタッチダウン3回を決め、110スクリメージヤードでチームに貢献している。

しばらくの間、ジャイアンツはそのスカッテボなしで戦っていかなければならない。

【A】