脳しんとうのテキサンズQBストラウドがジャガーズ戦から除外
2025年11月06日(木) 08:33
現地5日(水)、ヒューストン・テキサンズのヘッドコーチ(HC)デミコ・ライアンズがクオーターバック(QB)C.J.ストラウドはシーズン第9週に見舞われた脳しんとうが原因で、次戦のジャクソンビル・ジャガーズ戦を欠場すると発表した。
ライアンズHCは「現時点での脳しんとうプロトコルの状況を踏まえると、C.J.が今週の試合でプレーすることはないだろう」と述べている。
ストラウドはテキサンズがデンバー・ブロンコスに敗れた試合の第2クオーターに、激しい激突で頭部に打撃を受けて途中離脱した。
その後、ストラウドに代わって出場したQBデイビス・ミルズが次戦の先発を務める見込みだ。
ストラウドがケガで欠場するのは、新人時代に初めて脳しんとうに見舞われてシーズン第15週と第16週の試合を欠場してから初めてとなる。
ニック・ケイリーを攻撃コーディネーター(OC)として迎えた初年度に、ストラウドとテキサンズ攻撃陣は苦戦している。ここまでの8試合の戦績は3勝5敗で、得点は24位、トータルヤードは19位、パスヤードは18位だ。ストラウドの成績はパス成功率66.5%、1,702ヤード、タッチダウン11回、インターセプト5回となっている。
テキサンズ攻撃陣はジャガーズ(5勝3敗)との重要な地区対決で、ベテランバックアップQBのミルズに頼らざるを得ない。ミルズが先発を務めるのは2022年シーズン第18週以来のことで、それはストラウドがドラフト指名される前にテキサンズが臨んだ最後の試合だった。
ライアンズHCは「デイビスはものすごく賢くて鋭い選手だ。ハドルでの動きを見れば分かる」と述べ、こう続けている。
「今はスナップ後が重要だ。スナップ後に突破できるか、正しい判断ができるか、ボールを適切な位置に持っていけるか、プレーをきちんと実行できるか、そこが重要だ」
「デイビスが無理をする必要はない。全員が自分の仕事をすればいい。誰も無理に普段と違うことをする必要はない」
【RA】



































