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ジャイアンツQBダートが脳しんとうでベアーズ戦除外

2025年11月10日(月) 10:48

ニューヨーク・ジャイアンツのジャクソン・ダート【AP Photo/Nam Y. Huh】

ニューヨーク・ジャイアンツのクオーターバック(QB)ジャクソン・ダートは、現地9日(日)に行われたシカゴ・ベアーズ戦で脳しんとうを起こし、途中退場。その後フィールドに戻ることはなかった。試合は24対20でジャイアンツが敗れている。

ダートが脳しんとうを起こしたタイミングは明らかになっていないが、ジャイアンツが攻撃権を持っていた第4クオーターの最初のプレーでバックアップQBのラッセル・ウィルソンが登場した。

ダートは青いメディカルテントに案内された後、さらに検査を受けるためロッカールームへ移動した。

ダートが退場した時点でジャイアンツは17対10とリードしていた。

ウィルソンは交代直後のドライブでチームをフィールドゴールに導き、リードを10点に広げた。

ところが、ベアーズは次のポゼッションで第4ダウンを更新できずに攻撃権を失ったものの、第4クオーターに連続タッチダウンドライブを成功させ、試合をひっくり返した。

ウィルソンは残り1分47秒で2回のタイムアウトを残した状態で逆転のチャンスを迎えたが、ミッドフィールド付近でベアーズの守備に阻まれた。ジャイアンツのベテランQBウィルソンは最後のオフェンスプレーでサックを受け、ダウン更新に失敗して攻撃権を失った。

途中出場したウィルソンはパス7回中3回成功で45ヤードを記録。

一方のダートは29回中19回のパスを成功させて242ヤードを獲得し、タッチダウンもインターセプトもなかったが、2度のサックを受けた。それでもルーキーのダートは地上戦で活躍し、チーム最多の66ランヤードを稼ぎながら2つのタッチダウンを挙げている。

【R】