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膝負傷のジェッツWRウィルソンがIR入り、少なくとも4試合を欠場へ

2025年11月14日(金) 08:52

ニューヨーク・ジェッツのギャレット・ウィルソン【Kathryn Riley via AP】

ニューヨーク・ジェッツが次の4試合で主力選手を欠くことになった。

ワイドレシーバー(WR)ギャレット・ウィルソンが現地13日(木)に行われるニューイングランド・ペイトリオッツ戦を前に、故障者リザーブ(IR)に登録された。

ウィルソンはすでにサーズデーナイトフットボールから除外されることが決まっていたが、IR入りに伴い、シーズン第12週から第14週(ボルティモア・レイブンズ戦、アトランタ・ファルコンズ戦、マイアミ・ドルフィンズ戦)も欠場することになっている。

膝の負傷でシーズン第7週と第8週を欠場したウィルソンは、シーズン第9週のバイウイークを経てクリーブランド・ブラウンズ戦で復帰したものの、1回のキャッチも記録することなく膝のケガを悪化させ、途中離脱を余儀なくされた。

今シーズン、ウィルソンはすでに数試合を欠場しているにもかかわらず、レシーブ数(36回)、レシーブヤード(395ヤード)、タッチダウンレシーブ数(4回)でチームトップとなっている。

ジェッツはシーズン開幕から7連敗を喫していたが、現在は2連勝中だ。ジェッツが今季初勝利を挙げた試合を欠場していたウィルソン抜きでこの勢いを維持することは、パス攻撃に課題を抱え、試合平均パスヤード(143.8ヤード)で最下位に沈んでいるチームにとって、厳しい挑戦となるだろう。

チームのレシーブ記録で2位につけているのはタイトエンド(TE)メイソン・テイラーで、これまでにキャッチ30回で246ヤード、タッチダウン1回を記録している。それに次ぐ成績を残しているのはランニングバック(RB)ブリース・ホールで、その記録はキャッチ22回、220ヤード、タッチダウン1回だ。

現在、ワイドレシーバーの序列で最上位に位置づけられているのはタイラー・ジョンソンとアリアン・スミスで、2人は今シーズンに合わせてキャッチ16回、234ヤード、タッチダウン1回を記録している。

最近加入したアドナイ・ミッチェルやジョン・メッチー三世もパス攻撃で存在感を示す可能性がある。

【RA】