49ersのQBパーディーがカーディナルス戦で先発復帰へ
2025年11月14日(金) 10:55
サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)ブロック・パーディーがついに再び先発出場する。
49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは現地13日(木)に『NBC Sports Bay Area(NBCスポーツ・ベイ・エリア)』に対し、パーディーが日曜日に行われるアリゾナ・カーディナルス戦で先発に復帰すると明言。シーズン第1週につま先を負傷したパーディーは、シーズン第4週に復帰したものの、その試合でケガを悪化させたらしく、その後の6試合は回復に専念して欠場していた。
シャナハンHCの発表直後に報道陣に対応したパーディーは、“復帰できるのが楽しみ”だと語り、体調は良好で、複数の医師と相談した結果、手術の必要はないことが分かったと明かした。さらに、シャナハンHCはパーディーとチームにとっての朗報として、膝のケガでシーズン第5週以降に欠場していたワイドレシーバー(WR)リッキー・ピアソルも日曜日に復帰すると発表している。
QBマック・ジョーンズは直近の6試合を含め、パーディーの代わりに合計8試合に先発出場してきた。ジョーンズはその間にチームを5勝3敗に導き、キャリアの中でも特に素晴らしいパフォーマンスを披露していた。
しかし、シャナハンHCは今週、ジョーンズのプレー内容よりもパーディーの体調が今回の決定を下す主な要因になったと示唆。
「いや、これは難しい判断ではない」と述べたシャナハンHCは「単純にブロックの健康状態の方が重要だった。マックのプレーは素晴らしかったし、見事な活躍をしてくれた。しかし、私たちはブロックに大きな信頼を寄せているし、健康さえ保てればブロックも高いレベルでプレーできると確信している」と続けている。
6勝4敗の49ersはプレーオフ争いの真っただ中にいる。現在はNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区でシアトル・シーホークスとロサンゼルス・ラムズに次ぐ3位で、1つ順位を上げればプレーオフ圏内に入れる位置につけている。シーホークスとラムズは日曜日にロサンゼルスで対決する予定だ。
パーディーは今季に先発した2試合でパス成功率65.8%、586パスヤード、タッチダウン4回、インターセプト4回、キャリー7回で30ランヤードを記録している。
【RA】



































