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ブロンコスRBドビンズがシーズン終了となる足の手術へ

2025年11月16日(日) 15:58

デンバー・ブロンコスのJ.K.ドビンズ【AP Photo/David Zalubowski】

J.K.ドビンズのデンバー・ブロンコスでのファーストシーズンが、早すぎる幕切れを迎えようとしている。

ランニングバック(RB)ドビンズの足のケガは、シーズン終了となる手術が必要な状態だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地15日(土)に情報筋の話として伝えた。

ドビンズは足の靱帯(じんたい)を断裂しており、最終的に手術を決断する前に複数の専門家から意見を求めていたとラポポートとペリセロは言っている。

ブロンコスはその後、ドビンズを正式に故障者リザーブ(IR)に登録した。

「俺をまた除外する人たち・・・ありがとう。これからも一緒に歩んでくれる人たち・・・共に行こう! 神はきっと素晴らしいものを次に用意してくれている」

当初、ラポポートとペリセロはドビンズのケガが重大なものだと伝えてはいたものの、今シーズン中に復帰する望みもいくらか残されていた。しかし、IR入りとなった今、復帰の可能性は極めて小さくなってしまった。

それでも、ペリセロによれば、ブロンコスが2026年2月8日(日)に開催される第60回スーパーボウルに進出した場合、そこでドビンズが復帰できる可能性はあると医師団は考えているという。

ドビンズはここまで、キャリー153回、772ランヤード(NFLで5位)、ランでのタッチダウン4回で、地区首位のブロンコスをリードしていた。2025年シーズン半ばの時点で、このオフシーズンにフリーエージェントとして加入したベテランRBがチームにすっかりなじんでいることは明らかだった。

ドビンズの離脱を受け、ブロンコスは若手ラッシャーたちに目を向けることになる。今季、キャリー50回で214ランヤード、タッチダウン2回を記録しているドラフト2巡目指名のR.J.ハーヴェイが、より大きな役割を担うと考えられる。ハーヴェイはどちらかというとパスの場面で使われることが多く、レシーブ25回で175ヤード、タッチダウン4回をマークしている。また、3年目のRBタイラー・バディとジャリール・マクロフリンも、プレー時間が増えることになるだろう。

5シーズンのキャリアを通じて複数の大ケガと闘ってきたドビンズにとっては、大きな痛手だ。2025年シーズン前のドビンズは、2021年シーズン全体を含め、4つのレギュラーシーズンで43試合を欠場していた。

26歳のドビンズは、2026年にフリーエージェントになる予定だ。

【M】