現地16日（日）、クリーブランド・ブラウンズのクオーターバック（QB）ディロン・ゲイブリエルがボルティモア・レイブンズに敗れた試合の中盤で脳しんとうを起こし、試合から除外された。これにより、QBシェドゥーア・サンダースがNFLで初めてプレーする機会を得ている。

サンダースはブラウンズの後半最初のポゼッションでフィールドに立った。ブラウンズはその際、ゲイブリエルが脳しんとうの診断を受けたことを明かしている。

ドラフト5巡目で指名された新人のサンダースは、最初の2回のパスを成功させたものの、そのポゼッションの最後のプレーでサックされた。サンダースの苦戦は続き、その後はインターセプトを喫している。ハーフタイム時は16対10でリードしていたブラウンズだが、最終的には23対16で敗北した。

サンダースは日曜日を、パス16回中4回成功、47ヤード、インターセプト1回、ランで16ヤードという結果で締めくくった。サックは2回受けている。

ゲイブリエルは離脱するまでにパス10回中7回成功、68ヤードを記録。タッチダウンもインターセプトもなかった。

ヘッドコーチ（HC）ケビン・ステファンスキーは試合後、報道陣に対して、ゲイブリエルがリーグの脳しんとうプロトコルをクリアすることができない場合は、サンダースがシーズン第12週で先発する予定だと述べた。

2勝8敗のブラウンズは、次の日曜日にラスベガス・レイダースと対戦する。

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