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グッデルコミッショナーがインターナショナルシリーズを称賛、スペインでの再開催を計画

2025年11月17日(月) 12:49

NFLコミッショナーのロジャー・グッデル【NFL】

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルが今年のインターナショナルシリーズを高く評価し、リーグが今後スペインでの開催に再び乗り出す方針であること、さらに他の開催候補地についても検討を続けていく考えを示した。

ワシントン・コマンダースとマイアミ・ドルフィンズの試合前に、グッデルはレアル・マドリードのサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで取材に応じた。この試合は今季第7戦にして最終戦となるインターナショナルゲームで、リーグがグローバル展開を加速させる中、1シーズン最多となる開催数を記録した。

「また戻ってくる。とても楽しみにしている」とグッデルはスペインのメディアに語った。

「われわれにとって素晴らしい機会になった。いつも全試合が終わるまで判断はしないが、マドリード、そしてスペインには必ずまた戻ってきたい。この地はわれわれにとって大きなマーケットになり得る」

リーグがバルセロナでの試合開催を模索しているという情報もあった。

NFLは今年、ダブリンとベルリンでも初めて試合を開催した。シーズン開幕戦をブラジルのサンパウロで行い、ロンドンでも3試合を実施している。

「本当に素晴らしいシーズンになっている」とグッデルは『NFL Network(NFLネットワーク)』に語った。

「海外で7試合を開催したのは初めてで、ブラジルでの開幕は最高のスタートだった。そして、ここマドリードで締めくくるのはまさに理想的だ。この街は本当に素晴らしい。スタジアムも見事だし、レアル・マドリードや市とのパートナーシップも驚くほど充実していた」

NFLは、将来的に全チームが毎年1試合を海外で戦えるよう、インターナショナルゲームの拡大を計画している。グッデルは9月、NFLがアジアでの開催も視野に入れていると明かしており、来季はオーストラリアでの試合に加え、リオデジャネイロでの一戦も予定されている。

「オーストラリアは来年、貴重な経験になり、試金石にもなるだろう」とグッデル。

「その開催を心待ちにしている。今年訪れた多くの都市にはまた戻ることになると思うが、新たに検討している候補地もいくつかある。多くの都市から開催の要望が寄せられており、われわれにとって非常に喜ばしい状況だ」

【R】