ベンガルズWRチェイスに唾を吐かれたとスティーラーズCBラムジー、チェイスは否定
2025年11月17日(月) 15:01
ピッツバーグ・スティーラーズのコーナーバック(CB)であるジャレン・ラムジーが現地16日(日)に報道陣に対し、スティーラーズがシンシナティ・ベンガルズを破った試合の後半中に、ベンガルズのスターワイドレシーバー(WR)であるジャマール・チェイスに唾を吐かれたと話している。それに端を発した口論により、ラムジーは試合から除外された。
チェイスは試合後、ラムジーに唾を吐いたことを否定している。
『The Athletic(アスレチック)』によれば、チェイスは「あいつに口を開けてなんていない。誰にも唾なんて吐いていない」と話したという。
しかしながら、一件の映像を確認すれば、チェイスが実際にラムジーに唾を吐いたように見える。
日曜日にアクリシュア・スタジアムでスティーラーズが34対12で勝利した試合の第4クオーター序盤で、ラムジーとチェイスは口論になった。やりとりはすぐにフィジカルなものになり、ラムジーがチェイスのヘルメットを叩き、フェイスマスクをつかんだところで、両チームの選手たちが2人を引き離している。
両選手にスポーツマンらしからぬ行いに対するペナルティが科され、ラムジーは最後の13分間で試合から除外された。
レフェリーのビル・ビノビッチは囲み取材の中で、ラムジーは相手を殴ったことで除外されたと話している。
ラムジーの訴えについて問われたビノビッチは、オフィシャルはチェイスがラムジーに唾を吐いたところを見ていないと答えた。
「明らかに、われわれは見なかった。あのレベルにまで至ってしまうようなものは何も見ていない」とビノビッチはコメントしている。
NFLでは今季はじめにも、唾を吐きかける件の先例があった。9月4日、2025年キックオフゲームの最初のオフェンシブスナップで、フィラデルフィア・イーグルスのディフェンシブタックル(DT)ジェイレン・カーターがダラス・カウボーイズのQBダック・プレスコットに唾を吐いたのだ。
カーターはスナップ1回もプレーしないまま、カーターは試合から除外された。NFLはカーターに1試合の出場停止処分を科すと発表したものの、あまりにも早い段階で除外されたことから、すでにそれに値するペナルティを消化済みと判断している。
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