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パンサーズQBブライス・ヤングがキャム・ニュートンによる1試合のパスヤードチーム記録を更新

2025年11月17日(月) 14:25

カロライナ・パンサーズのブライス・ヤング【AP Photo/Mike Stewart】

カロライナ・パンサーズのクオーターバック(QB)ブライス・ヤングは先週にニューオーリンズ・セインツに敗れた試合で124パスヤードの獲得にとどまったことに対する批判と戦ってきた。

ヤングはまた、アトランタ・ファルコンズ戦で抱えた右足首の痛みとも戦っていた。このケガによってヤングはロッカールームで状態の確認を受け、復帰できるかも分からない状態だった。

それを跳ね返そうと努力したヤングは、パンサーズ史上最大の1試合あたりのパスヤードという結果を出している。

ヤングは448ヤードとタッチダウン3回、インターセプト0回をマーク。キッカー(K)ライアン・フィッツジェラルドがオーバータイムに28ヤードのフィールドゴールを決めたことで、パンサーズは30対27でファルコンズに勝利した。

ヤングがタイトエンド(TE)トミー・トレンブルに54ヤードのパスを通したことで、パンサーズにウイニングキックのチャンスが生じた。6勝5敗のパンサーズは、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区のライバルであるファルコンズを下している。

タンパベイ・バッカニアーズが44対32でバッファロー・ビルズに敗れたことにより、パンサーズは地区1位のバッカニアーズまで0.5試合の位置につけた。

第1クオーター終盤に右足首を負傷し、つき添われてロッカールームに戻っていたヤングだったが、それにもかかわらず、パス45回中31回成功という数字を残している。のがしたスナップは1回だけだった。

「テーピングをやり直して戻ることができた。とにかく、ただ仲間たちのところに戻りたかった」とヤングは語っている。

「こういう試合が当たり前のものだとは思っていない。神のおかげでここにいて、この機会を得ている。行けるなら、いつだって出たい。だから、ただ痛みを押して取り組むんだ」

ヤングが試合時間残り1分08秒の時点でワイドレシーバー(WR)テタイロア・マクミランに12ヤードの逆転タッチダウンパスを投じ、パンサーズが27対24でリードした。しかし、ファルコンズのキッカー(K)ゼイン・ゴンザレスが残り16秒で45ヤードのフィールドゴールを決め、試合はオーバータイムにもつれ込む。

マクミランはキャッチ8回で130ヤード、タッチダウン2回を記録した。

パンサーズにとっては、第2クオーターで21対7とされたところからの勝利だった。

「これは俺たちのアイデンティティの1つで、俺たちはそれを受け入れている。ただ立て直すこと。俺たちはそういう話をしている。それが何であれ、次のプレーに行くってことさ」とヤングは言う。

ヤングはパンサーズのオープニングドライブで、マクミランへの7ヤードのタッチダウンパスを含め、パス8回中7回成功、67ヤードを記録している。強力なスタートによって、その前の週に17対7でセインツに敗北した試合の全体記録である124ヤードの半分を、すでにマークしていたことになる。

以前のパンサーズの記録は2011年9月18日にキャム・ニュートンがグリーンベイ・パッカーズ戦で記録した432パスヤードだった。

「すごく光栄だ。キャムや彼のすべての業績を、とても尊敬している。キャムと並んで触言及されるなんて、本当に光栄だよ」とヤングはコメントしている。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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