セインツが現地月曜日にベテランKジャスティン・タッカーのワークアウトを実施
2025年11月25日(火) 10:45
ニューオーリンズ・セインツが現地24日(月)にベテランキッカー(K)ジャスティン・タッカーのワークアウトを実施すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが報じた。
ボルティモア近郊の8つのスパで勤務する16人のマッサージセラピストから不適切な行為を告発され、NFLの個人行動規範に違反したとして10試合の出場停止処分を受けて以来、タッカーにとっては今回が初めてのワークアウトとなる。
タッカーは5月5日、13シーズンにわたって在籍していたボルティモア・レイブンズから放出された。
ルーキーシーズンの2012年から2016年にかけて行われたとされる不適切行為の疑惑を受け、タッカーはリーグの調査対象となっていた。この不適切行為の疑惑は、1月30日に『The Baltimore Banner(ザ・ボルティモア・バナー)』が最初に報じた。
タッカーはすべての不適切行為を否定している。
ラポポートとガラフォロによると、セインツ(2勝9敗)はベテランKケイド・ヨークのワークアウトも実施するという。
セインツのKブレイク・グループは今季を通して苦戦してきた。グループのフィールドゴール成功率は69.2%(26回中18回成功)にとどまり、日曜日にライバルのアトランタ・ファルコンズに敗れた試合では2本のフィールドゴールを外している。
ドラフト外フリーエージェントとしてNFL入りしたテキサス大学出身のタッカーは、プロボウルに7回、オールプロに5回選出された経歴を持つ。キャリア通算のフィールドゴール成功率が89.1%のタッカーは、リーグ史上最も正確なキッカーとされ、かつてはNFL最長フィールドゴール記録(66ヤード)を保持していたほか、レイブンズの一員として第47回スーパーボウル制覇も経験した。
しかし、2024年シーズンは成績面で最も不調なシーズンとなり、フィールドゴール成功率はキャリア最低の73.3%にとどまった。
【RA】



































