ビルズがWR陣を補強するためにWRブランディン・クックスと契約
2025年11月26日(水) 08:35
バッファロー・ビルズがクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンにパス攻撃で必要な選択肢をもう1つ与えるために、ベテラン選手を獲得した。
現地25日(火)、ビルズがニューオーリンズ・セインツからの放出に合意してウェイバーを通過したワイドレシーバー(WR)ブランディン・クックスと契約を結んだ。
32歳のクックスは今シーズン、セインツでの役割が限られており、キャッチ19回で165ヤード、タッチダウンなしという成績にとどまっていた。それでも、クックスはフィールドを広げる能力や厳しい状況でのキャッチを成功させる能力を持っている。変化をもたらせるパスキャッチャーが不足しているビルズにとって、まさに必要とされる存在だ。
2回のインターセプトを喫した上に惜敗したヒューストン・テキサンズ戦から立ち直ろうとしているアレンは、今季に先発した11試合中5試合で215パスヤード未満にとどまっている。レシーブ記録でチームトップに立っているのはレシーブ54回で564ヤードを獲得してきたWRカリル・シャキールだ。タッチダウンレシーブ数(4回)でチーム首位に立つタイトエンド(TE)ダルトン・キンケイドはハムストリングの負傷で直近の2試合を欠場しており、その不在は痛手となっている。一方、2024年ドラフト2巡目指名を受けたWRキーオン・コールマンはレシーブ数(32回)でチーム内2位につけているものの、ここ2週連続で健康ながらアクティブ登録から外されている。
NFLキャリアで6つ目のチームに加わるクックスは、すぐにチームに溶け込み、戦力を強化することが期待されるだろう。シーズン終盤に有能さを発揮できれば、キャリア通算1万ヤードの大台にも手が届くかもしれない。現時点での通算成績はレシーブ729回で9,697ヤード、タッチダウン60回となっている。
その存在はまさに、プレーオフ進出を目指す7勝4敗のビルズが頼りにしたいものだろう。
【RA】



































