レイブンズQBジャクソン、3週連続で負傷もケガの指定なし
2025年11月27日(木) 08:47
ボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンは新たなケガで1回の練習を休んだものの、3週連続でケガの指定を受けておらず、次の試合も先発する見込みだ。
ジャクソンは試合に出場できる状態であり、感謝祭の日に予定されているトリプルヘッダーの最終戦で地区ライバルのシンシナティ・ベンガルズと対決する。
ジャクソンはつま先の負傷により今週月曜日のウオークスルーを欠席。この1カ月間、ジャクソンは脚のあちこちに不調を抱えており、過去数週間では足首(シーズン第12週)と膝(シーズン第11週)のケガで練習を休んでいた。これらは今シーズン前半にハムストリングのケガで3試合を欠場した後に発生したものだ。
今シーズン、ジャクソンはパス成功率66.7%、1,595ヤード、タッチダウン15回、インターセプト3回を記録し、パサーレーティング(111.0)ではNFL内2位につけている。
1勝5敗の苦境から抜け出したレイブンズは現在5連勝中で、直近4試合ではジャクソンが先発を務めていた。しかし、MVPに2度輝いた経歴を持つジャクソンは、本来のダイナミックさを発揮できておらず、慢性的なケガがプレーに影響しているのではないかという見方も出ている。先発した直近の2試合では、いずれもタッチダウンパスを投げられていない。
ジャクソンとレイブンズはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区にとって重要な1週間を迎えている。
レイブンズ(6勝5敗)はピッツバーグ・スティーラーズ(6勝5敗)と並んで地区首位タイにつけている状態だ。スティーラーズでは左手首骨折で欠場していたQBアーロン・ロジャースがシーズン第12週に復帰することが期待されている。
ジャクソン率いるレイブンズが次に対峙するのは、プレーオフ進出の可能性はほぼ消えているものの、フランチャイズQBジョー・バロウの復帰で勢いづくベンガルズ(3勝8敗)だ。バロウはシーズン第2週につま先を負傷して以来、試合に出場していなかった。
両チームのスーパースターはつま先のケガをものともせず、輝かしいキャリアの中で8度目の対戦に臨む。
ジャクソンはバロウ相手に圧倒的な7勝1敗の成績を誇り、ホリデーゲームでの実績も豊富だ。
レイブンズはサンクスギビングゲームで2勝0敗を挙げているが、ジャクソンが感謝祭の日に先発を務めるのは今回が初めてで、過去2試合はジョー・フラッコが先発していた(最後の出場は2013年)。さらに、ジャクソン率いるレイブンズはホリデーゲームで2連勝中であり、2023年と2024年のクリスマスゲームで勝利している。
ジャクソン率いるレイブンズ(6勝5敗)は木曜日のアメリカ東部時間20時20分【日本時間28日(金)10時20分】からベンガルズ(3勝8敗)を迎え撃つ予定だ。
【RA】



































