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膝負傷のパッカーズRBジェイコブスがライオンズ戦に出場可能に

2025年11月27日(木) 10:32

グリーンベイ・パッカーズのジョシュ・ジェイコブス【Kevin Sabitus via AP】

グリーンベイ・パッカーズはデトロイト・ライオンズとの重要なサンクスギビングゲームを前に、ありがたい状況に恵まれている。

膝のケガを抱えていたパッカーズのランニングバック(RB)ジョシュ・ジェイコブスが正式に故障者レポートから外れ、現地27日(木)に行われるライオンズ戦に出場可能となった。

シーズン第10週に膝を打撲したジェイコブスは、日曜日に実施されたミネソタ・バイキングス戦を欠場。最終的な判断は試合前のウオームアップまで持ち越されたが、試合の間隔が短いことを考慮したのか、チームは休ませることを決めた。しかし、今回は試合までの24時間で息が詰まる状況に追い込まれることはない。

ジェイコブスの復帰はパッカーズのオフェンスにとって大きな追い風となるだろう。パッカーズ加入初年度にプロボウルに選出されたジェイコブスは、今季の現時点でタッチ197回、合計885ヤード、タッチダウン11回を記録している。

タイトエンド(TE)タッカー・クラフトがシーズン絶望のケガで離脱し、ワイドレシーバー(WR)陣が落球や負傷問題に悩まされている中、ジェイコブスはクオーターバック(QB)ジョーダン・ラブと共に攻撃陣で最も安定した戦力となっている。WRドンタイヴィオン・ウィックスは問題なく出場できるものの、WRジェイデン・リード(足/肩)は復帰せず、WRマシュー・ゴールデン(手首)もクエッショナブルとされている状態だ。

ランディフェンスで11位と強力な守備力を誇るライオンズとの試合で、ジェイコブスは間違いなく頼られるだろう。パッカーズは5年ぶりにライオンズに2戦とも勝利することを目指しつつ、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区首位のシカゴ・ベアーズにプレッシャーをかけ続けたいと考えている。

ジェイコブスがケガの影響を引きずっている場合、あるいはパッカーズが単純に復帰に慎重になっている場合、通常よりも頻繁にエマニュエル・ウィルソンと交代させられることになるだろう。バイキングス戦にRB1として出場したウィルソンは、トータル125ヤード、タッチダウン2回を記録するなど、素晴らしい活躍を見せた。

パッカーズとライオンズはサンクスギビングゲームのトリプルヘッダーの1戦目としてアメリカ東部時間13時【日本時間28日(金)3時】から対戦する。

【RA】