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NFLがアメリカ合衆国建国250周年を記念してセレブレーションを実施

2025年11月27日(木) 13:18

【NFL】

2026年、NFLはアメリカ独立宣言署名から250周年となる節目に合わせ、全米で行われる祝賀に参加する。レギュラーシーズン第18週からプレーオフ終了まで、NFLは全米各地のスタジアムでのフィールド演出や試合中継を通じて、この歴史的な年を称える予定だ。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは「NFLがアメリカ建国250周年を祝う取り組みに参加できることを誇りに思う」と述べた。

「NFLの歩みはアメリカの歩みそのものだ。レジリエンス、革新、チームワークというアメリカの精神が、フットボールを人々を結びつける文化へと育ててきた。われわれはこの国を称え、共に築く未来を祝うことを楽しみにしている」

NFLと32チーム、選手たちは第18週から建国250周年を祝う取り組みを開始し、プレーオフ期間中もフィールド上でさまざまな演出が続けられる。試合では、“America 250(アメリカ250)” のロゴ入り特別記念ボールが主に使用され、第18週とプレーオフの全試合でサイドラインに専用ステンシルが施される。審判団はコイントスでアメリカ250仕様の特製コインを使用し、これらは後日『NFL Auction(NFLオークション)』を通じてチャリティとして出品される。

プレーオフに向けては、ヘッドコーチ(HC)やスタッフに特別デザインのサイドライン用アパレルが支給され、ファンも各チーム専用の記念アパレルを通じて祝賀に参加できる。リーグは放送パートナーと連携し、第18週のサタデーナイトゲームで“God Bless America(ゴッド・ブレス・アメリカ)”の特別パフォーマンスも予定している。

NFLは2026年を通じても祝賀を継続し、サンフランシスコ湾岸地域で行われる第60回スーパーボウル、ピッツバーグで開催される2026年NFLドラフトなど、主要イベントでも記念企画を実施する。

NFLは長年にわたってアメリカの節目を祝ってきた。1976年の建国200周年には、特別なヘルメットデカールやジャージーパッチを使用してフィールドに彩りを加えた。さらに2021年からは、アメリカの精神を体現する人々を称える“America 250 Awards(アメリカ250アワード)”の支援を通じて、250周年を見据えた取り組みを進めてきた。NFLはまた、“Salute to Service(サルート・トゥ・サービス)”の取り組みによって年間を通じて軍関係者をたたえており、今年は陸軍、海軍、海兵隊の250周年にも特別番組で敬意を表している。

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