3度のターンオーバーを喫したレイブンズQBジャクソン、「一貫性を保たないといけない」
2025年11月29日(土) 10:57
ボルティモア・レイブンズの5連勝は現地27日(木)夜に不名誉な形で途絶えた。低迷するシンシナティ・ベンガルズを相手に、いつも通りのパフォーマンスを発揮できずにミスを連発したのは、彼ら自身の責任だった。
レイブンズ(6勝6敗)は32対14で敗れた試合で4回のファンブルを喫した。そのうち2回はクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンによるもので、ジャクソンは1回のインターセプトも喫している。さらに、レイブンズは7回の反則を取られており、第3クオーターの第3ダウンでのパスインターフェアの判定は特に致命的だった。この反則はベンガルズのタッチダウンにつながり、19対7とリードを許す原因となった。
ピッツバーグ・スティーラーズと並んでAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区首位タイにつけていたレイブンズは、5試合ぶりの黒星で首位から陥落。多くの視聴者が見守る試合で、シーズン第3週以降に1勝しか挙げていないチームに敗れたことで、今回の敗北は特に痛手となっている。
ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは「今夜の私たちのようにターンオーバーを重ねると、それは試合結果に直結する。勝ちたいなら、そんなことは許されない」と述べた。
9試合の負傷欠場を経て復帰したベテランQBジョー・バロウはベンガルズのオフェンスをけん引し、261ヤード、タッチダウン2回を記録。しかし、ベンガルズ(4勝8敗)が勝利した主な理由は他にあった。
つまり、今回の結果は事実上、レイブンズが自ら招いたものだった。レイブンズのミスの一例としては、タイトエンド(TE)アイザイア・ライクリーが44ヤードのパスプレーで、ゴールライン直前でファンブルしたことが挙げられる。ライクリーがボールをこぼす前にあと1歩でも進んでいれば、レイブンズは第2クオーターに14対6とリードしていたはずだった。
実際には、ボールはエンドゾーンを転がり出てタッチバックとなり、ベンガルズに攻撃権が移った。
この試合で2回のファンブルを喫したジャクソンは、複数のケガ(ハムストリング、つま先、足首、膝)に苦しんだ数週間を経て、NFL最優秀選手賞に2度輝いた選手とは思えないほど精彩を欠いていた。スターQBのジャクソンは第4クオーターにインターセプトも喫している。その後、ワイドレシーバー(WR)ゼイ・フラワーズが試合終盤にファンブルしたことで、レイブンズのターンオーバー地獄はようやく幕を閉じた。
「とにかく一貫性を保たないといけない。ファンブル2回にインターセプト1回。こんなことは許されない」とジャクソンは話している。
ジャクソンはパス32回中17回を成功させて246ヤードを獲得。6回のランで27ヤードも稼いだが、そのほとんどは計画的なものではなく、やむを得ない状況で走ったように見えた。
ジャクソンはケガを抱えながらプレーしているのか? 本人とチームはそれを否定している。
ハーボーHCは「彼は完全に健康だ。間違いない。だから出場している」と強調。
ジャクソンは「俺はああいうパスを決めないといけない。練習では外さないんだから、試合で外すわけにはいかない」と語っている。
この敗北はしばらく尾を引くかもしれないが、レイブンズは12月7日(日)に地区内首位のスティーラーズを迎え撃つ試合と、その翌週にアウェーで臨むシンシナティ・ベンガルズ戦で今回の記憶を消し去るチャンスを得る。
ハーボーHCは「私たちが達成したいことはまだ目の前にある」と述べ、「試合はそれぞれ別物だ。この試合も過去のものにする」と続けた。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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