マイアミ・ドルフィンズは2025年シーズン終盤の追い込みに向けて、レッドゾーンにおける強力な武器を取り戻すことになる。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが現地29日（土）に伝えたところによると、タイトエンド（TE）ダレン・ウォーラー（胸筋）が故障者リザーブ（IR）からアクティブ登録され、日曜日にホームで行われるニューオーリンズ・セインツ戦に出場するとのことだ。

その後、ドルフィンズからの正式発表があった。同じ日に、オフェンシブタックル（OT）オースティン・ジャクソン（つま先）もIRからアクティブ登録されている。

2025年に引退を撤回してドルフィンズに加入したウォーラーは、シーズン第7週に胸筋を痛めて以来、プレーから遠ざかっていた。ウォーラーは3試合でレシーブ10回、117ヤード、タッチダウン4回を記録して復活の兆しを見せていたが、このケガによりそれもストップしてしまっていた。

過去4試合を欠場したウォーラーだが、シーズンを何とかして取り戻そうとするドルフィンズにとって、彼の復帰はいいタイミングとなる。

ドルフィンズは過去4戦で3勝を挙げており、バイウイーク明けの日曜日に、低迷するセインツとの対戦を迎える。ドルフィンズ守備陣はこの間にパフォーマンスを向上させており、ウォーラーの存在はクオーターバック（QB）トゥア・タゴヴァイロア率いる攻撃陣にも同様の効果をもたらすことが期待される。

ドルフィンズ（4勝7敗）対セインツ（2勝9敗）の試合は、日曜日のアメリカ東部時間13時【日本時間12月1日（月）3時】にキックオフの予定だ。

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