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スティーラーズQBロジャース、左手首の複数骨折も出場志願

2025年12月01日(月) 03:46

ピッツバーグ・スティーラーズのアーロン・ロジャース 【AP Photo/Erin Hooley】

ピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースは故障者リストを脱し、現地30日(日)にバッファロー・ビルズ戦に出場するが、フィールドに立つにあたってはその鉄人ぶりが顕著だ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが日曜朝に報じたところによれば、左手首に少なくとも3カ所の骨折を抱えているにもかかわらず、31対28で敗れた先週のシカゴ・ベアーズ戦を欠場して以降、ロジャースは出場を強く主張しているとのこと。

ラポポートはまた、ロジャースのチームメイトたちがその決意に感銘を受けているとも付け加えている。

負傷を抱えながらも2回の練習にフル参加したロジャース。ヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンはシーズン第13週に向けて万全の状態だと述べてもいた。来るビルズとの対決はスティーラーズにとって極めて重要な試合だ。ボルティモア・レイブンズがサンクスギビングゲームで敗戦したため、シーズン第14週の直接対決を前に、スティーラーズがAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区でレイブンズに1ゲーム差をつけるチャンスなのだ。

地区内の争いはもちろんながら、ビルズに勝利すればスティーラーズは7勝5敗で並び、ワイルドカード枠を競う上で優位に立つことも可能となる。

それにはロジャースの出場が不可欠だ。スティーラーズの一員として迎えた最初のシーズンで、ロジャースは10試合終了時点で1,969ヤードを稼ぎ、タッチダウンは19回、インターセプト7回を記録しており、パサーレーティングは97.7と2021年以来の最高値をマークしている。

ベアーズ戦ではメイソン・ルドルフが出場したものの、取り立てて目立った活躍はなく31回のパスを投げて24回成功、171ヤード、1タッチダウン、インターセプト1回の成績を残した。また、ファンブルロストを1回、喫している。

キャリアを通してベアーズを苦しめてきたロジャースが、あの試合で何かしらの違いを生み出せたのか――おそらく、そうかもしれない。ただ、負傷後もプレーを続ける彼の姿勢はここ最近、低迷していたチームの士気を確実に高めるだろう。

シーズン開幕から4勝1敗を記録して地区首位に立っていたスティーラーズだが、過去6試合のうち4試合を落とし、シーズン第13週を迎えてレイブンズに並ばれた。今年がNFLで最後のシーズンになる可能性のあるロジャースは、チームを立て直す機会を逃したくないと強く感じているようだ。

その経歴を考えれば、痛みをこらえながらここまでプレーを続けたのも驚くにはあたらない。

ロジャースは2018年シーズンに初戦で負傷した脛骨骨折を抱えた状態で、ほぼ全試合に出場。また、グリーンベイ・パッカーズでの最終シーズンとなった2022年も右親指の剥離骨折を負った状態でシーズン第5週以降を戦い抜いた。

パッカーズはいずれのシーズンもプレーオフ進出を逃している。

スティーラーズは当然ながら好結果を期待しており、ビルズ戦の勝利はその実現に大きく貢献することになるだろう。

【C】