チャージャーズQBジャスティン・ハーバート、非投球側の左手骨折で手術へ
2025年12月01日(月) 11:02
現地11月30日(日)にラスベガス・レイダースと戦った試合で投球側ではない左手の甲の骨を負ったロサンゼルス・チャージャーズのクオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートが、月曜日に手術を受ける予定だ。ヘッドコーチのジム・ハーボーが報道陣に明かしている。
ハーボーはハーバートが何試合か欠場することになるかは分からないとしており、今週、経過を見守っていくという。
「彼が筋金入りにタフなのは知っている。彼はテーピングをして、グローブをつけて、素晴らしい試合をプレーしたんだから」とハーボーHCは述べた。
ハーバートはワイドレシーバー(WR)クエンティン・ジョンストンへの10ヤードのタッチダウンパスで締めくくった、14プレー、74ヤードのスコアリングドライブの後でロッカールームへ向かった。チャージャーズの次のポゼッションの開始時にフィールドに立つことはできなかった。
第1クオーター終盤にハーバートの復帰がクエッショナブルとされていた際、トレイ・ランスが代役に立ったものの、リリーフとしての出場は長く続かなかった。
ランスが開始したドライブの途中で、左手に白いグローブをつけ、中指に添え木のようなものを当てたハーバートが復帰。チームをレッドゾーンまで導くも、ゴールラインのパイロンの近くにいたWRラッド・マコンキーを狙ったパスはインターセプトされている。
ただ、それはハーバートがこの日に見せた唯一の失敗だった。チャージャーズのスタークオーターバックであるハーバートは、さらに3回のスコアリングドライブを率いており、そのうちの1つはマコンキーへのパスで仕上げた。これらの活躍により、やすやすとレイダースを破っている。
ハーボーHCは、ハーバートの負傷によってゲームプランにいくらかの制限が生じたと認めた。
「センターの後ろにつくなど、いくつかは難しくなるだろうと思った。だから、ショットガンだけでいくことにした」とハーボーHCは話している。
ハーバートのこの日の成績はパス20回中15回成功、151ヤード、タッチダウン2回、インターセプト1回、パサーレーティング108.5だった。ハーバートにばかり頼ることなく、ランニングバック(RB)キマニ・ビダル(126ヤード、タッチダウン1回)、ジャレット・パターソン(54ヤード、タッチダウン1回)らが、快勝の中で優れた地上攻撃を展開している。しかし、ハーバートは第3ダウンの重要な場面で力を発揮し、正確な投球によって12回中8回の第1ダウン獲得に成功した。
8勝4敗のチャージャーズはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のし烈なワイルドカード争いで1歩リードし、地区トップのデンバー・ブロンコス(9勝2敗)のすぐ後ろにつけている。
ハーバートがシーズン第14週に出場可能かはこれからの判断になるものの、次のフィラデルフィア・イーグルス戦は月曜日に組まれているため、スタークオーターバックには1日余分に回復に当てられる日がある。
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