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第60回スーパーボウルのキックオフを前にチャーリー・プース、ブランディ・カーライル、ココ・ジョーンズがパフォーマンス

2025年12月01日(月) 16:11

チャーリー・プース(AP Photo/Brittainy Newman)

NFLが現地2026年2月8日(日)【日本時間2月9日(月)】にアメリカ・カリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで実施する第60回スーパーボウルの試合前に行われるパフォーマンスについて発表した。第60回スーパーボウルは『NBC』および『Telemundo(テレムンド)』、『Peacock(ピーコック)』が生中継する。スターが揃い踏みのラインアップには、複数の受賞経験とグラミー賞ノミネートの経験があるシンガーソングライターのチャーリー・プースと、グラミー賞11回受賞のアーティスト、ブランディ・カーライル、グラミー賞受賞者でR&B界の新星であるココ・ジョーンズが名を連ねる。

NFLのグローバルイベントプロダクション部門副社長のジョン・バーカーは「スーパーボウルサンデーはエンターテイメントの世界最大の舞台であり、音楽と文化の最高の部分を体現するアーティストにスポットライトを当てられることを誇らしく思う」とコメントした。

「試合そのものを超え、スーパーボウルは世界的な祝祭になっている。彼らアーティストたちが独特の声をもって、世界中のファンを魅了する1日の雰囲気を作っていく」

『Roc Nation(ロックネーション)』CEOのデジリー・ペレスはこう語った。

「チャーリー、ブランディ、そしてココは世代を代表する才能であり、素晴らしく秀でた聴覚障害者パーフォーマーと共に彼らを第60回スーパーボウルという世界的な舞台に迎えられることは名誉です。この瞬間は文化、ライブパフォーマンス、私たちの国の最良の部分を体現するものとして、ゲームデーのパーフェクトなスタートを飾ります」

グラミー賞ノミネート、およびマルチプラチナを達成したシンガーソングライター兼プロデューサーのチャーリー・プースは、国歌を披露する。再生数350億回以上、マルチプラチナになったシングル“Attention(アテンション)”、”We Don’t Talk Anymore(ウィー・ドント・トーク・エニーモア)”、また、世界的ヒットを記録した”See You Again(シー・ユー・アゲイン)”などによって音楽界で最も実力のあるヒットメーカーの1人となったプースは、さまざまなジャンルとのコラボレーションを行ってきた。スーパーボウルの大舞台に続き、プースには待望の4枚目のスタジオアルバム”Whatever’s Clever!(ホワットエヴァーズ・クレヴァー)”のリリースが2026年3月6日に控えている。

音楽界で最も尊敬される声の持ち主の1人であるブランディ・カーライルは”America the Beautiful(アメリカ・ザ・ビューティフル)”を演奏。オスカー賞ノミネート、グラミー賞11回受賞、エミー賞2回受賞、さらに『New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』で1位になったベストセラーの著者であるカーライルは、新しいソロアルバム“Returning To Myself(リターニング・トゥ・マイセルフ)”が「今年最高のアルバムの1枚」(Variety誌)と称賛されている。このアルバムに先行するエルトン・ジョンとのコラボレーション“Who Believes in Angels(フー・ビリーブス・イン・エンジェル)?”は、グラミー賞の最優秀トラディショナルポップボーカルアルバム部門にノミネートされた。

“Lift Every Voice and Sing(リフト・エブリ・ボイス・アンド・シング)”を歌うのはR&Bの新星ココ・ジョーンズだ。ジョーンズはまたたく間にR&B界を代表する歌手の1人となり、デビュープロジェクトの“Why Not More(ホワイ・ノット・モア)?”が2026年ベストR&Bアルバムにノミネートされたほか、プラチナ認定されたヒット曲“ICU”で2024年にグラミー賞のベストR&Bパフォーマンス賞を獲得。多才なエンターテイナーであり、女優でもあるジョーンズは、ピーコックのドラマ“Bel-Air(ベル・エア)”に出演しており、音楽および文化の分野で最も魅力的な才能として活躍し続けている。

スーパーボウルの試合前エンターテイメントは、パワフルなアメリカ手話(ASL)パフォーマンスにもスポットライトを当てる。著名なデフミュージックアーティストであるフレッド・ビームが国歌、およびリフト・エブリ・ボイス・アンド・シングでパフォーマンスを披露する予定だ。また、デフミュージックパフォーマーのジュリアン・オルティスがアメリカ・ザ・ビューティフルに出演する。

史上初の試みとして、Apple Music Halftime Show(アップル・ミュージック・ハーフタイム・ショー)ではプエルトリコのパフォーマーであるセリマー・リベラ・コスミによるプエルトリコ手話を取り入れた、多言語手話プログラムが披露されることになっている。

スーパーボウルプレゲームおよびアップル・ミュージック・ハーフタイム・ショーのすべての手話パフォーマンスは『LOVE SIGN(ラブ・サイン)』のアレクシス・キャッシャーおよび『Deaf Equality(デフ・イクオリティ)』のハワード・ローゼンブラムの協力によって実施する。

アップル・ミュージック第60回スーパーボウル・ハーフタイムショーのヘッドライナーについては、世界的な音楽アーティストであるバッド・バニーが務めることがすでに発表されている。プロデュースは『DPS』およびロックネーション、エグゼクティブプロデューサーはジェシー・コリンズとなっている。

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