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ブラウンズDTハリスが49ersのWRジェニングスを痛烈批判、「股間を殴られた理由がよく分かった」

2025年12月02日(火) 14:32

クリーブランド・ブラウンズのシェルビー・ハリスとサンフランシスコ・49ersのジャワン・ジェニングス【NFL】

カロライナ・パンサーズに勝利した試合で下半身を殴られてから1週間後、サンフランシスコ・49ersのワイドレシーバー(WR)ジャワン・ジェニングスが、複数のクリーブランド・ブラウンズの選手から強い反発を買った。ブラウンズ側は、ジェニングスの発言が一線を越えていたと主張している。

ブラウンズのディフェンシブタックル(DT)マリーク・コリンズが重傷を負った後には、ディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットを含む数人の選手がジェニングスと激しい口論になり、周囲が慌てて止めに入る場面もあった。

クリーブランドで開催された試合を49ersが26対8で制した後、ブラウンズのDTシェルビー・ハリスはジェニングスを痛烈に批判。ハリスは、先週にパンサーズのセーフティ(S)トレボン・モーリグがジェニングスの下半身を殴った理由がよく分かったと話している。

『WEWS』のキャムリン・ジャスティスによれば、ハリスは「彼がどうしようもない奴だということを、みんなに知ってほしい」と語ったという。

「あいつが股間を殴られた理由が分かる。男同士で絶対に言ってはいけないことを言ったからだ。しかも、そんなことを言っておいてすぐにOラインの後ろに逃げるんだ。あれがどれほど腰抜けな行為かも知ってほしい。股間を殴られた理由がよく分かったし、むしろまだ誰にもアゴを殴られていないのが不思議なくらいだ」

モーリグは先週、ジェニングスを殴ったことで出場停止処分を受けていた。一方のジェニングスも、試合後にモーリグへ平手打ちを見舞ったとして1万2,172ドル(約189万円)の罰金を科されている。モーリグは、ジェニングスがプレー後に「暴言を吐き」「余計なことをしていた」と説明している。

日曜日にジェニングスがどんな発言をしてハリスの逆鱗に触れたのか詳細は不明だが、反発したのはハリスだけではなかった。

ギャレットは『ESPN』に次のように話している。

「どう育ってきたかは知らないけど、余計なことしか言えないなら黙っているべきだ。彼は俺の仲間に対して侮辱的で見下すような発言を繰り返していた。だから俺は、まずみんなを引き離そうとした。そのうえで何が問題なのか聞こうと近づいたら、今度はこっちに突っかかってきた。まあ、ああいう振る舞いをするタイプの選手もいるということだ」

「そういう態度はこのゲームにふさわしいとは思わない。でも、もしそれで彼やあのチームがうまくいくというのなら、勝手にすればいい。ただ自分は仲間が余計なところに気を取られず、試合そのものに集中できるようにしたかった。俺たちはフィールド上のプレーに全力を注いでいるからだ」

【R】