ニュース

レイダース、イーグルス戦の先発はQBスミスではなくQBピケットの見込み

2025年12月11日(木) 08:24

ラスベガス・レイダースのジーノ・スミス【Brooke Sutton via AP】

ラスベガス・レイダースのクオーターバック(QB)ケニー・ピケットが現地14日(日)に行われる元所属チームのフィラデルフィア・イーグルスとの対戦で、今季初めて先発出場する見込みだ。

QBジーノ・スミスは肩のケガを抱えており、先発する可能性は低いと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが水曜日に状況に詳しい人物の話をもとに報じている。

スミスはシーズン第14週に24対17で敗れたデンバー・ブロンコス戦で途中退場。その代役として第4クオーターから出場したピケットは、パス11回8回成功、97ヤード、タッチダウン1回を記録した。

レイダースは8月にピケットをクリーブランド・ブラウンズとのトレードで獲得。かつてピッツバーグ・スティーラーズからドラフト1巡目指名を受けたピケットにとっては、2024年シーズン開始以降3度目のトレードとなった。スティーラーズは2024年3月にピケットをイーグルスに送り、ピケットはスーパーボウル王者に輝いたイーグルスでそのシーズンを過ごした。

昨シーズン、ピケットはヘッドコーチ(HC)ニック・シリアニ率いるイーグルスでシーズン第17週に先発出場し、ダラス・カウボーイズ戦で41対7の勝利をもたらした。その試合でピケットはパス15回中10回を成功させて143ヤード、タッチダウン1回をマークしたが、後半に負傷して退場した。

ピケットは4シーズンで先発した25試合で15勝10敗、試合平均179.9ヤード、パス平均6.3ヤード、タッチダウンパス14回、インターセプト10回、パサーレーティング81.0を記録している。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、2022年以降に25試合以上先発した31人のクオーターバックの中で、試合平均パスヤードはニューヨーク・ジェッツのジャスティン・フィールズに次いで2番目に少なく、パス平均ヤードとパサーレーティングはカロライナ・パンサーズのブライス・ヤングに次いで2番目に低い成績となっているという。

【RA】