ニュース

シーズン第14週の週間最優秀選手賞はビルズQBアレン、ラムズWRナクアらが受賞

2025年12月11日(木) 12:48

バッファロー・ビルズのジョシュ・アレン【AP Photo/Jeffrey T. Barnes】

リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。2025年シーズン第14週の栄誉に輝いた選手たちは以下の通り。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジョシュ・アレン(QB/バッファロー・ビルズ)

雪が舞う中で行われたシンシナティ・ベンガルズ戦で、クオーターバック(QB)ジョシュ・アレンが再び圧倒的な力を示し、バッファロー・ビルズを39対34の逆転勝利へ導いた。アレンはパス28回中22回成功(78.6%)、251ヤード、タッチダウン3回、インターセプトなし、パサーレーティング139.7を記録し、厳しいコンディションをものともせずに卓越したパフォーマンスを披露。さらにランでも78ヤードを積み上げ、キャリア最長となる40ヤードのラッシングタッチダウンも決めた。アレンが同賞を受けるのは今季3度目だ。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
プカ・ナクア(WR/ロサンゼルス・ラムズ)

現地7日(日)に行われたアリゾナ・カーディナルスとの試合で、ワイドレシーバー(WR)プカ・ナクアは止めようのない存在として際立った。ロサンゼルス・ラムズが45対17で快勝する中、ナクアはレシーブ7回、167ヤード、タッチダウン2回を記録。タッチダウンはそれぞれ28ヤードと31ヤードのロングゲインだった。ナクアにとって複数のタッチダウンを決めたのは今季初で、週間最優秀選手に選ばれた第4週以来となる100レシーブヤード超も達成している。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手
ラスル・ダグラス(CB/マイアミ・ドルフィンズ)

マイアミ・ドルフィンズが34対10で勝利した日曜日の試合で、コーナーバック(CB)ラスル・ダグラスが守るゾーンにニューヨーク・ジェッツはパスをほとんど通すことができなかった。ダグラスはタックル2回、パスディフェンス5回、インターセプト1回を記録し、『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、ダグラスがカバーした相手は8回ターゲットとなったものの、許したレシーブはわずか2回、23ヤードのみだったという。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手
アルクアディン・ムハマド(DE/デトロイト・ライオンズ)

デトロイト・ライオンズが木曜日の夜にダラス・カウボーイズとの重要な試合を44対30で制する中、ディフェンシブエンド(DE)アルクアディン・ムハマドは存在感を存分に示した。キャリア最多となるサック3回を記録して合計24ヤード後退させたほか、タックル3回、QBヒット4回、タックルフォーロス3回を挙げている。

AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
マーヴィン・ミムス(WR/デンバー・ブロンコス)

WRマーヴィン・ミムスのビッグプレー能力が炸裂した。デンバー・ブロンコスがラスベガス・レイダースに24対17で勝利した日曜日の試合で、ミムスは48ヤードのパントリターンタッチダウンを決め、第2クオーターに14対7のリードをもたらした。さらに2回のキックリターンで39ヤードを獲得している。

NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ラシッド・シャヒード(WR/シアトル・シーホークス)

シーズン中のトレードでシアトル・シーホークスに加入したWRラシッド・シャヒードが、移籍後初のタッチダウンを鮮烈に記録した。拮抗した展開で迎えた第3クオーター、シャヒードが100ヤードのリターンタッチダウンを決めたことで、シーホークスが一気に流れをつかみ、37対9でアトランタ・ファルコンズに大勝。さらにレシーブ4回で67ヤード、キックリターン3回で148ヤードも記録している。

【R】