NFLのチームが新たなプロフラッグフットボールリーグへの投資を承認
2025年12月11日(木) 12:51
現地10日(水)、NFLはオンラインで行われたリーグミーティングで、プロフラッグフットボールリーグの開発および立ち上げを財政面から支援する議案を承認した。
リーグ全体の投資組織である『32 Equity (32エクイティ)』は、この画期的な決定により、プロフラッグフットボールリーグを運営するパートナー企業との契約締結が可能となり、最大3,200万ドル(約49億8,240万円)の投資が認められた。今回のNFLの決定は、成長と進化を続けるフラッグフットボールをあらゆる形で支援するという、長期的な取り組みの一環だ。
NFLのフットボール運営部門副社長のトロイ・ビンセントは次のようにコメントしている。
「今回の採決は、フラッグフットボールを世界有数のスポーツとして確立するための重要な一歩となる」
「われわれは、ユースや高校のプログラムから大学、そしてプロレベルへと進む明確な道筋を整えることで、競技の成長を新たな段階へ押し上げようとしている。この構想を実現し、エリートアスリートとファンの双方に世界最高水準のプロフラッグフットボールの体験を届けるため、パートナーシップを築けることを楽しみにしている」
フラッグフットボールは世界で2,000万人の競技人口を抱える、最も急速に成長しているスポーツの一つであり、2028年のロサンゼルス大会で初めてオリンピック競技として採用される。新設されるプロリーグは、このオリンピックに向けた機運を後押しし、世界中のトップレベルの女子選手と男子選手が最高峰の舞台で競い合うための明確なルートを示すことで、競技の国際的な認知と人気を一段と高めるものとなる。
現在、フラッグフットボールは全米38州の高校で導入されており、大学レベルでも競技人口が急増している。全米の数百の大学やカレッジがプログラムを提供している状況だ。
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