部分的な肺虚脱の修復手術を受けたスティーラーズOLBワット、今季中に復帰の見込み
2025年12月13日(土) 08:59
ピッツバーグ・スティーラーズのアウトサイドラインバッカー(OLB)T.J.ワットは現地10日(水)にチーム施設で治療を受けた後、部分的に虚脱した肺を安定化させて修復するための手術を木曜日に受けたと、兄のJ.J.ワットが金曜日にソーシャルメディアで発表した。
回復に要する期間は不明だが、オールプロに選出された経歴を持つT.J.は金曜日に退院するとJ.Jはつけ加えている。
J.J.は「彼も家族も皆さんからの温かい言葉やお見舞いの気持ちに心から感謝している」と続けた。
また、T.J.は“ドライニードリングの治療セッション”後に部分的な肺虚脱を起こしたと、J.J.が明かしている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが金曜日に情報筋の話をもとに報じたところによると、T.J.は今シーズン中に復帰する見込みだという。スティーラーズはレギュラーシーズンで残り4試合を控えている。
ヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンは金曜日の練習後に報道陣に対し、ワットは木曜日の手術後に退院したものの、月曜日に臨むマイアミ・ドルフィンズ戦には出場しないと述べた。
スティーラーズは木曜日に、ワットが水曜日にチーム施設で肺に違和感を覚え、検査のためにピッツバーグ近郊の病院に入院したと発表していた。
キャリア9年目のワットは今シーズンの全13試合に出場し、タックル53回、サック7回、インターセプト1回を記録。先週日曜日に27対22で勝利したボルティモア・レイブンズ戦では守備スナップ77回中68回に参加し、タックル6回、クオーターバック(QB)ヒット1回をマークした。
オールプロのファーストチームに4度選出された経歴を持つワットは最近、つま先のケガを抱えていたが、今シーズンは一度も長期離脱をしていない。
トムリンHCは木曜日に、ワットが肺に不快感を覚えた原因は分からないとした上で、ワットが今週以前に故障者レポートに載る原因となり得た事象については何も知らなかったと報道陣に語っていた。
スティーラーズ(7勝6敗)はAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区王者の座をかけて接戦を繰り広げているところだ。スティーラーズは15日(月)アメリカ東部時間20時15分【日本時間16日(火)10時15分】にドルフィンズ(6勝7敗)を迎え撃つ。
【RA】



































