ダラス・カウボーイズのワイドレシーバー（WR）シーディー・ラムが復帰する。

現地12日（金）、プロボウルに4度選出された経歴を持つラムが脳しんとうプロトコルをクリアし、日曜夜に行われるミネソタ・バイキングス戦に出場する見込みだと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが報じた。

ラムはシーズン第14週の12月4日に出場したデトロイト・ライオンズ戦で脳しんとうを起こした。しかし、試合が木曜日開催だったため、ラムにはプロトコルをクリアするための猶予が通常よりも少し長くあった。水曜日の練習では制限付きだったものの、木曜日にはフル参加とされたことから、日曜日に出場する可能性が示唆されていた。

ラムはライオンズ戦で途中退場する前にキャッチ6回、121ヤードを記録。2試合連続かつ今季5度目の100ヤード超えを達成した。

シーズン序盤に足首の負傷で3試合を欠場したにもかかわらず、ラムは今シーズンも1,000ヤード超えに向けて順調に記録を伸ばしており、これまでにキャッチ57回で865ヤード、タッチダウン3回を記録している。

ラムとジョージ・ピケンズ（キャッチ78回で1,179ヤード、タッチダウン8回）は急速にNFL屈指の強力なワイドレシーバーコンビへと成長した。彼らはバイキングス戦で再びタッグを組み、チームのかすかなプレーオフ進出の望みをつなぎ止めることが期待されている。

『Next Gen Stats（ネクスト・ジェン・スタッツ）』によれば、カウボーイズのプレーオフ進出確率は11％であり、次戦で敗れると3％に低下し、勝てば15％に上昇するとのこと。

カウボーイズ（6勝6敗1分）は14日（日）アメリカ東部時間20時20分【日本時間15日（月）10時20分】にバイキングス（5勝8敗）を迎え撃つ予定だ。

【RA】