49ersがWRアイユークをリザーブ/離脱者リストに登録、今季終了
2025年12月14日(日) 18:50
ワイドレシーバー(WR)ブランドン・アイユークの2025年シーズンは、始まる前に終わってしまった。
サンフランシスコ・49ersは現地13日(土)、アイユークをリザーブ/離脱者リストに登録し、彼のシーズンは正式に終了することになったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。
この知らせは、直後に発表されたリーグのトランザクション・ワイヤによって正式なものとなった。
2024年に起きたACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂の影響で、アイユークは今年に入ってからずっとPUP(身体的にプレー不可/故障者)リストに置かれていた。3週間前には、チームが彼の契約にあった2026年の保証金を無効化したと報じられており、49ersでプレーする姿はもう見られない可能性がある。
この予防的な措置は、両者の決別への道を開くものだ。2024年シーズンを前に4年1億2,000万ドル(約186億9,060万円)の契約延長に合意してから、1年半しかたっていない。
アイユークは2023年にキャリア最高のシーズンを送り、75回のキャッチでキャリアハイの1,342ヤード、タッチダウン7回を記録してオールプロのセカンドチームに選出された。2020年ドラフト1巡目指名のアイユークは、2022年シーズンにもレシーブと獲得ヤードでチームをリードした。
しかし、アイユークがブレイクして以来、チームとの間には争いが絶えなかった。2024年の契約延長に至るまでにもホールドアウトやトレード要求があり、チーム側も長期契約を結んでいながら、3月には彼のトレードにオープンな姿勢を見せていた。
27歳のアイユークと49ersが次のオフシーズンに和解しない限り、今回のリザーブ/離脱者リスト入りは、彼のサンフランシスコでのドラマチックな5年間が最終章に到達したこと知らせる印となりそうだ。
【M】



































