8シーズンにわたってプレーオフに進出できなかった流れを1年前に断ち切ったデンバー・ブロンコスが、再びポストシーズンの舞台に戻るべく重要な一戦に臨んだ。

クオーターバック（QB）ボー・ニックス、ヘッドコーチ（HC）ショーン・ペイトンを始めとするブロンコスの面々は、現地14日（日）グリーンベイ・パッカーズを34対26で抑える強い戦いを見せた。これにより、ブロンコスはAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）で最初にプレーオフの枠を確保したチームとなっている。

この勝利によって12勝2敗になったブロンコスは、スーパーボウルを制した2015年以降で最多勝利を記録した。

ブロンコスを率いるようになって3シーズン目を数えるペイトンHCは、2度のプレーオフ進出を後押ししたことになる。また、ニックスは高評価を受けていた2024年ドラフト1巡目指名組の中で唯一、プロ2シーズンの両方でポストシーズンにコマを進めた選手となった。NFLで2年目には多くの批判を受けてきたニックスだが、ブロンコスを連続プレーオフ進出に導いたクオーターバックは、殿堂入りしたペイトン・マニング（2012年から2015年）以来となる。

ブロンコスは9月21日にロサンゼルス・チャージャーズに敗れてからは負け知らずで、11連勝をマークした。

ここからはAFC第1シード、および前述の2015年のスーパーボウルシーズン以来となるAFC西地区優勝を懸けた戦いになる。

ブロンコスはこれから、ジャクソンビル・ジャガーズの本拠地に向かって注目の1戦に臨む。その後はカンザスシティ・チーフスおよびロサンゼルス・チャージャーズとの2週連続AFC西地区対決によって、すでに成功を収めた2025年シーズンを締めくくることになる。

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