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残り試合の欠場に落胆も「長くプレーすること」に集中するコマンダースQBダニエルズ

2025年12月18日(木) 14:11

ワシントン・コマンダースのジェイデン・ダニエルズ【Michael Owens via AP】

ワシントン・コマンダースのクオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズはコーチ陣が残りの試合で自分を起用しない判断を下した理由を理解している。

『WUSA9』によると、ダニエルズは現地16日(火)に「ものすごくきつい。欠場したいとはまったく思っていない。もどかしい1年だったし、残念な1年だった。そこから学び、前に進むしかない」と語ったという。

月曜日、コマンダースは複数のケガに見舞われたダニエルズを残りの3試合で欠場させると発表した。2024年オフェンス部門年間最優秀新人賞を受賞したダニエルズは今シーズン、膝の捻挫、ハムストリングの損傷、肘のケガで試合を欠場している。復帰戦となったシーズン第14週には再び肘を負傷して途中退場した。ヘッドコーチ(HC)ダン・クインは試合後にダニエルズは復帰可能だと語っていたが、その数日後に回復が遅れていることが判明した。

ダニエルズは火曜日に、試合の翌日に状態が悪化し始めたと明かしており、それが先週の欠場や、今季の残り試合で出場を見送る判断につながった。

「アドレナリンって本当にすごいものだ。落ち着くと状況が変わってしまう」とダニエルズは話している。

ダニエルズは練習に参加できるよう、アクティブロースターに残る見込みだ。24歳のダニエルズは、スカウトチームでのプレーでも、マーカス・マリオタの映像分析のサポートでも、チームが必要とすることは何でもやるつもりだと強調している。

「フィールドに出てサポートし、活気とエネルギーを与える」とダニエルズは語った。

また、2026年に向けて自分自身の準備を整え、今季につまずいたチームを軌道に戻すことが目標だと認識しているダニエルズは、次のようにコメントした。

「調子はどんどん良くなってきている。出場可能と判断される基準に達しなかったから、今はただ健康を取り戻して来季に向けて準備することに集中している。長くプレーすることが大事だから、賢く対応していきたい」

【RA】