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【2016年第13週】シーホークスが攻守ともにパンサーズを圧倒、大差で勝利

2016年12月05日(月) 14:42


シアトル・シーホークスのラッセル・ウィルソン【(AP Photo/Stephen Brashear】

現地4日(日)、第13週サンデーナイトフットボールはシアトル・シーホークスがカロライナ・パンサーズをホームに迎えて対戦した。パンサーズのクオーターバック(QB)キャム・ニュートンが、ドレスコード違反のため先発を外されるというサプライズで幕を開けた試合は、最初のプレーでいきなりターンオーバー。QBニュートンは1プレー後に登場したが、シーホークスが前半に得点をたたみ掛け、40対7でパンサーズに圧勝している。

試合はパンサーズの攻撃で始まったが、最初のプレーでクオーターバック(QB)デレク・アンダーソンのパスをラインバッカー(LB)マイク・モーガンがインターセプト。ゴール前8ヤードからの攻撃で、シーホークスはフィールドゴールを決め、先制点を上げる。次の攻撃でも、ランニングバック(RB)トーマス・ロールズがエンドゾーンに走り込んでタッチダウン。10対0とシーホークスが好調なスタートを切った。

第2クオーターではパンサーズのRBジョナサン・スチュワートがファンブル、シーホークスのQBラッセル・ウィルソンがインターセプト、とターンオーバーが続いた後、QBニュートンがワイドレシーバー(WR)テッド・ジンJr.への55ヤードパスでタッチダウン。一気に3点差に詰め寄った。しかし、シーホークスもRBトーマス・ロールズが45ヤードを走り抜けてタッチダウンを返し、続く攻撃でもフィールドゴールで2回得点を重ねた。シーホークス23対パンサーズ7で前半を折り返している。

第3クオーターが始まると、シーホークス最初のプレーでWRタイラー・ロケットが75ヤードを独走してタッチダウン。追い上げの機会を見いだせないパンサーズは残り1分29秒、敵陣16ヤード地点で第4ダウン12ヤードのコンバートを試みるも失敗に終わった。

第4クオーターでは序盤にシーホークスがタイトエンド(TE)ジミー・グラハムへのパスでタッチダウン、37対7と試合をほぼ決定付けた。次の攻撃ではQBウィルソンに代わってQBトレボン・ボイキンが登場し、フィールドゴールで追加点。パンサーズは成すすべなく40対7で完敗した。

パンサーズQBキャム・ニュートンは182ヤード、1タッチダウン。

シーホークスQBラッセル・ウィルソンは277ヤード、1タッチダウン、1インターセプト。RBトーマス・ロールズは106ヤード、2タッチダウンを記録している。

チーム全体の獲得ヤード数も534ヤード対271ヤードとシーホークスが圧倒した。パンサーズはこれで4勝8敗。プレーオフには大きく後退した。シーホークスは8勝3敗1分で、現在NFCディビジョン2位を保っている。

シーホークスのセーフティ(S)アール・トーマスは足の骨折で試合を離脱している。