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【2016年シーズン】第13週マンデーナイトフットボールの見どころ

2016年12月05日(月) 21:49

インディアナポリス・コルツのドンテ・モンクリーフ【AP Photo/AJ Mast】

現地5日(月)に行われるマンデーナイトフットボールはプレーオフ進出のためにはもはや負けられないインディアナポリス・コルツ(5勝6敗)が敵地でニューヨーク・ジェッツ(3勝8敗)と対決する。

ここまで思うようなシーズンを過ごせていないジェッツだが、その実力は決して侮れない。ディフェンシブエンド(DE)ムハマド・ウィルカーソン、ディフェンシブタックル(DT)レナード・ウイリアムスを中心としたディフェンスライン陣はリーグトップクラスの実力を誇る。

その一方で、ジェッツはパスで攻撃を組み立ててくるチームに対して苦戦してきたこともあり、ワイドレシーバー(WR)T.Y.ヒルトン、WRドンテ・モンクリーフを筆頭にしたコルツのレシーバー陣を相手にどれだけ対応できるかが鍵となってくる。

第11週のテネシー・タイタンズ戦で発症した脳しんとうにより、第12週に行われた感謝祭ゲーム(対ピッツバーグ・スティーラーズ戦)を欠場していたクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックが、この試合で復帰を果たす予定。復帰するラックを支えるのが今季670ヤード、4タッチダウンを走っているベテランのランニングバック(RB)フランク・ゴアだ。ラン攻撃を成功させるためには、コルツのオフェンスラインが安定して活躍することが必須となる。

ゴアの他にもWRフィリップ・ドーセット、タイトエンド(TE)ジャック・ドイル、TEドウェイン・アレンなどコルツ攻撃陣にはパス攻撃の武器となる選手が多く所属している。ジェッツ攻撃陣もQBライアン・フィッツパトリックとWRブランドン・マーシャルのホットラインを武器にパス攻撃を組み立ててくるはずだ。コルツのセカンダリーがどこまでマーシャルを抑えられるかといった点もまた、この試合の見どころになるだろう。