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【2016年第13週】ジャイアンツの連勝を止めたスティーラーズが3連勝

2016年12月05日(月) 10:45

ピッツバーグ・スティーラーズのアントニオ・ブラウン【AP Photo/Don Wright】

現地4日(日)、ピッツバーグ・スティーラーズ(AFC北地区2位)はホームに6連勝中のニューヨーク・ジャイアンツ(NFC東地区2位)を迎えて対戦した。攻撃が思うように進まないジャイアンツは、第4ダウンコンバートに3回挑戦したが、いずれも失敗。クオーターバック(QB)イーライ・マニングもパスを2回インターセプトされるなど精彩を欠いた。守備に勝ったスティーラーズが24対14でジャイアンツを下している。

両チームとも固い守備を見せた立ち上がりだったが、ジャイアンツはオフェンシブタックル(OT)エレック・フラワーズがエンドゾーンでホールディングの反則をとられてセーフティとなる。2点を得た後、スティーラーズはフィールドゴールを決め、5対0とリードした。次のドライブではジャイアンツがレッドゾーンまで攻め込むが、スティーラーズのラインバッカー(LB)ローレンス・ティモンズがゴール前2ヤードでQBイーライ・マニングのパスをインターセプトし、そのまま敵陣40ヤードまでボールを返した。3プレー後にはワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンが22ヤードパスをキャッチしてタッチダウン。2ポイントコンバージョンは失敗したが、その後もフィールドゴールで得点を加え、スティーラーズが14対0と点差を広げて前半を折り返した。

第3クオーター最初の攻撃、ジャイアンツはゴール前3ヤードまで攻め込み、第4ダウン1ヤードのコンバージョンに挑戦。失敗に終るが、その直後、コーナーバック(CB)イーライ・アップルが敵陣17ヤードでスティーラーズのファンブルをリカバーし、それをランニングバック(RB)ラシャード・ジェニングスがエンドゾーンに持ち込んで7点を返した。しかし、スティーラーズも次のドライブでタイトエンド(TE)ラダリアス・グリーンがタッチダウン。再び14点差に戻す。パントの後、ジャイアンツはCBイーライ・アップルがQBベン・ロスリスバーガーの深いパスをインターセプト。ボールを奪い返した。

第4クオーターでは敵陣35ヤードで第4ダウン13ヤードのコンバージョンを強行したジャイアンツだったが、QBマニングのパスはCBショーン・デービスにインターセプトされてしまう。次の攻撃でも、敵陣24ヤード地点で再び第4ダウンコンバートに挑戦するも、QBマニングがサックされてダウンとなった。スティーラーズは残り1分39秒でもフィールドゴールで追加点。ジャイアンツもWRスターリング・シェパードがタッチダウンを返すが、試合は24対14でスティーラーズが勝利を収めている。

スティーラーズQBロスリスバーガーは289ヤード、2タッチダウン、1インターセプト。RBリビオン・ベルはラン118ヤードとレシーブ64ヤードで合計182ヤードを記録している。

ジャイアンツQBマニングは195ヤード、2タッチダウン、2インターセプト。WRオデル・ベッカムは100ヤード。

スティーラーズはこれで7勝5敗。3連勝で来週はバッファロー・ビルズ(6勝6敗)と対戦する。ジャイアンツは連勝が6でストップ。8勝4敗となり、第14週はNFC東地区1位のダラス・カウボーイズに挑む。