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【2016年第13週】QBスタッフォードが2TD、ライオンズが8勝目をマーク

2016年12月05日(月) 06:36

デトロイト・ライオンズのセオ・リディック【AP Photo/Bill Feig】

現地4日(日)、デトロイト・ライオンズが本拠地メルセデス・ベンツ・スーパードームにニューオーリンズ・セインツを迎えて第13週の一戦に挑んだ。7勝4敗でNFC北地区首位に立つライオンズは終始、試合のコントロールを握って28対13で快勝。成績を8勝4敗に伸ばした。NFC南地区3位のセインツ(5勝)は7敗目を喫している。

立ち上がりはセインツの攻撃を退けたライオンズがクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードがテンポ良くパスを繰り出して敵陣に攻め込み、キッカー(K)マット・プレイターが27ヤードのフィールドゴールを決めて先制。さらにライオンズは守備陣が好パフォーマンスを見せてセインツを陣地内に踏み込ませず、オフェンス陣に良い流れを作る。

第1クオーター終盤に敵陣手前まで迫ったライオンズは第2クオーター開始早々、スタッフォードがサイドライン際に陣取っていたワイドレシーバー(WR)ゴールデン・テイトに35ヤードのロングパスを通すと、このチャンスをしっかりと生かして最後はエンドゾーン1ヤード手前からスタッフォードの1ヤードパスを受け取ったランニングバック(RB)セオ・リディックがタッチダウン。何とかチャンスを見いだしたいセインツはKウィル・ルッツが40ヤードのフィールドゴールを成功させるも、ライオンズがすぐにフィールドゴールを返して近づけさせない。どうにかタッチダウンを狙いたいセインツだが、前半終了間際にフィールドゴールで3点を追加し、1タッチダウンで同点に追いつける7ポイント差に迫ってハーフタイムに突入した。

流れを引き寄せたいセインツの思いをよそに、ライオンズはQBスタッフォードが敵陣深くに攻め込んでいたWRのT.J.ジョーンズを狙ってロングパスを投げ、最後はKプレイターが32ヤードのフィールドゴールを獲得している。一方、セインツはQBドリュー・ブリーズがパスをつないで敵陣への進入を目指すも、インターセプトを喫して思うような攻撃を組めず。さらにライオンズにフィールドゴールを許したセインツはブリーズがロングとミドルのパスを通してライオンズ陣地に攻め込み、最後のクオーターを迎える。

ゴールライン手前1ヤードからRBジョン・クーンが押し込んでタッチダウンを決めたセインツだったが、ライオンズにすぐさまタッチダウンを奪われてしまう。QBスタッフォードが自陣25ヤード付近から放ったパスをWRテイトが見事にキャッチし、そのままフィールドを駆け抜けた。66ヤードタッチダウンを決めたライオンズは2ポイントコンバージョンに挑むも成功ならず。それでも、次の攻撃ではKプレイターが52ヤードのフィールドゴールを蹴って3点を追加している。以降はどちらのチームも得点のチャンスをものにできず、28対13でライオンズの勝利が決まった。

ライオンズQBスタッフォードはパス42回中30回を成功させて341ヤード、2タッチダウンを記録してチームに今季8勝目をもたらした。

セインツQBブリーズもパス44回中31回成功、326ヤードと活躍を見せたが、タッチダウンはなく、3インターセプトを喫している。