ベンガルズHCテイラーと選手人事部門責任者のトビンが続投へ
2026年01月06日(火) 11:10
シンシナティ・ベンガルズは6勝11敗でシーズンを終え、3年連続でプレーオフ進出を逃したが、2026年シーズンに向けて体制を変更することはない。
現地5日(月)、ベンガルズはヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーと選手人事部門責任者のデューク・トビンを続投させると、オーナーのマイク・ブラウンが発表した。
ブラウンは声明で「私たちの焦点は、常に最高のレベルで戦えるチームを構築し、優勝を目指すことにある」と述べ、こう続けている。
「熟考の末、デューク・トビンとザック・テイラーこそがチームを前進させるのにふさわしいリーダーだと確信している」
「彼らは優勝を狙えるチームを構築し、率いる能力があることを証明してきた。私たちは彼らの計画を信頼しており、望んでいる水準に戻れると期待している」
ブラウンが発表を行ったのは、オハイオ州に本拠を構えるもう1つのチームであるクリーブランド・ブラウンズがケビン・ステファンスキーHCを解任した直後のことだった。この決定は、ステファンスキー率いるブラウンズがシンシナティで行われたシーズン最終戦でテイラー率いるベンガルズを下してから、24時間も経たないうちに下されている。日曜日の州内対決はスリリングな一戦ではあったが、両チームにとって期待外れのシーズンを締めくくるものとなった。とはいえ、2026年シーズンに向けた進め方については、それぞれ異なるアプローチを取っている。
テイラーHCがベンガルズのヘッドコーチとして最大の成果を挙げたのは2021年シーズンのままだ。この年、テイラーHCはチームを1988年以来となるスーパーボウル出場に導き、結果としてはロサンゼルス・ラムズに惜敗したものの、ロンバルディトロフィー獲得まであと一歩のところまで迫った。しかし、それ以降は期待に応えられていない。2022年シーズン終了時にはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームで同様に痛恨の敗北を喫し、その後はプレーオフ争いに絡みながらも、3年連続でポストシーズン返り咲きを果たせずにいる。
その期間の大半で、チームはフランチャイズクオーターバック(QB)ジョー・バロウの健康状態に左右されてきた。2020年ドラフト全体1位指名を受けたバロウは2025年シーズンも健康問題に直面し、シーズン第2週に見舞われたターフトウが原因で感謝祭の日まで戦線離脱していた。ベンガルズはバロウの代役を務めたジェイク・ブラウニングが結果を残せなかったことから、ブラウンズとのトレードで獲得した40歳のジョー・フラッコを起用して何とか持ちこたえようとしていたが、バロウ不在時はわずか1勝しか挙げられなかった。
テイラーHCの擁護者は、ベンガルズが2025年シーズンに苦戦した主な理由としてバロウの不在を挙げることができるだろう。しかし、チームの問題はQBポジション以外にもあった。爆発力のあるオフェンスを擁するベンガルズは、2024年シーズンに30点以上を挙げた試合で4敗を喫した。この状況を改善しようと、テイラーHCは守備コーディネーター(DC)ルー・アナルモを解任し、ノートルダム大学でDCを務めていたアル・ゴールデンを後任に据えたが、この変更が目に見える成果を生んだのは、2025年シーズン終盤になってからだった。
テイラーHCは月曜日に報道陣に対し、2026年に向けてコーチングスタッフを変更するつもりはないと明言。つまり、ゴールデンDCは続投するということだ。
バロウの復帰――当初の予定より早かった――は2025年シーズンのベンガルズにとって最後の望みだったが、12月にバッファロー・ビルズとボルティモア・レイブンズに敗れたことでプレーオフ進出というわずかな望みは完全に絶たれ、テイラーHCの立場はより一層危うくなった。その一方で、バロウはシーズン終盤の数週間、NFLでプレーを続ける意欲について率直に語っていた。バロウは2025年シーズンを力強く締めくくり、シーズン第16週のマイアミ・ドルフィンズ戦で45得点、シーズン第17週のアリゾナ・カーディナルス戦で37得点をもたらし、不透明な将来への懸念を払拭するようなパフォーマンスを見せたが、日曜日に行われたブラウンズ戦では敗れている。
ベンガルズは今後の数週間で新しいヘッドコーチを探す必要はないが、解決すべき課題は山積みだ。サラリーキャップの大部分をバロウや主力ワイドレシーバー(WR)のジャマール・チェイスおよびティー・ヒギンズに割いている状況で、いかに守備陣を強化するかも懸念の1つとなっている。そして、ベンガルズはその問題にこれまでと同じ体制で取り組むことになる。
【RA】



































