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シーズン途中のベンチ降格を受け、新たなスタートに意欲を示すドルフィンズQBタゴヴァイロア

2026年01月06日(火) 13:59

マイアミ・ドルフィンズのトゥア・タゴヴァイロア【Aaron M. Sprecher via AP】

マイアミ・ドルフィンズのクオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアの2025年シーズンの終わり方は、彼が2026年に別のチームへ移る可能性を示唆していた。

現地5日(月)に自身の将来に関する質問に答える様子から判断すると、タゴヴァイロアはそれに前向きなのかもしれない。

『Palm Beach Post(パームビーチ・ポスト)』のジョー・シャッドによると、タゴヴァイロアは新たなスタートを切ることを望んでいるかという質問に「それは最高だ。それで構わない」と語ったという。

ここ数週間、少なくとも仮定の話として、ドルフィンズとタゴヴァイロアが決別する可能性は話題に上っていた。

それは、タゴヴァイロアが2025年シーズンで最後に先発した試合で見せた振る舞いに端を発している。プライムタイムに実施されたピッツバーグ・スティーラーズ戦は負けられない一戦だったが、タゴヴァイロアは大きく苦戦し、ドルフィンズの先発QBを担うには不十分に見えた。その後、ヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルはタゴヴァイロアをあっさりとベンチに下げ、ドラフト7巡目指名の新人QBクイン・ユアーズを起用。この動きは多くの人に、タゴヴァイロアのドルフィンズ時代が終わったことを示す兆候として受け止められた。

ユアーズのプレーには波があったが、チームのタゴヴァイロアの扱い方に影響を与えるものではなかった。タゴヴァイロアは2024年シーズン開幕前にチームと4年2億1,240万ドル(約332億0,598万円)の契約を結んだが、マクダニエルHCとの間で不和が生じているとのうわさもあり、両者が2026年シーズンに協力するのは難しいと見られている。

ここから行間を読み取るのは難しくない。マクダニエルHCがドルフィンズのヘッドコーチの座にとどまる一方で、タゴヴァイロアは新たな道を模索する意向を示したということだ。

月曜午後、マクダニエルHCは報道陣に対して「指示があるまでは私がマイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチだという認識だ」とコメント。さらに、新ジェネラルマネジャー(GM)の選考については自身も関与する見込みだ――ドルフィンズはシーズン途中にクリス・グリアと決別した――としながらも、最終的な決定はチームオーナーのスティーブン・ロスに委ねられるとつけ加えた。

マクダニエルHCは来季に先発QBの座をめぐって“競争”が起きると予想しており、ユワーズもその選択肢から除外しなかった。また、火曜朝にタゴヴァイロアと面談し、今シーズンを振り返る予定だとも明かしている。

タゴヴァイロアと決別することになったとしても、ドルフィンズが2026年にサラリーキャップに大きな影響を受けることはない。トレード相手を見つけることができれば、6月1日以前の取引で1,120万ドル(約17億5,097万円)、それ以降の取引で4,300万ドル(約67億2,247万円)のキャップスペースを確保できるからだ。

ドルフィンズは当面、選手やスタッフとの面談を実施しつつ、GM探しを続けることになるだろう。チームの次期人事責任者には、タゴヴァイロアの処遇を決めるという重大な課題が最優先事項として待ち受けている。

【RA】