ピート・キャロル解任について「誰か一人の責任ではない」とレイダースGMスパイテック
2026年01月07日(水) 10:28
現地5日(月)にピート・キャロルが解任されたことで、ラスベガス・レイダースは2010年以降で9人目となるヘッドコーチ(HC)を迎えることになった。同期間において、これはNFL最多となる。
ジェネラルマネジャー(GM)のジョン・スパイテックは月曜日、成長過程での明らかな苦戦、10連敗、コーチングスタッフの変更、そして3勝14敗という成績で全体1位指名権を得る結果となった今季のレイダースについて、そのすべてがキャロルの責任ではなかったと認めた。スパイテックは、スーパーボウル制覇経験を持つ元ヘッドコーチを「偉大なパートナー」と評し、休むことなく尽力してくれたと語っている。それでも、再び立て直しが必要であることは明白だった。
チームの公式サイトによれば、スパイテックは次のように語ったという。
「これは誰か一人の責任ではないし、正直に言えば、私以外の誰かが私以上に責任を負うべきだと思ってほしくはない。その点は自分でも強く意識している」
「常にそのことを考えているし、必ず正しい判断を下すつもりだ。責任はすべて私にある。それははっきりさせておかなければならない」
4シーズンで3人のヘッドコーチを入れ替えてきた結果、レイダースは継続性を築けずにいる。ロースターはキャロル体制を前提に構築されてきたため、2026年に向けてはクオーターバック(QB)を筆頭に、埋めるべき穴が数多く残されている。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区で2年連続最下位に沈んだことを受け、少数オーナーであるトム・ブレイディが今後のレイダースの方向性を形作る上で重要な役割を担うと見られている。スパイテックは、ミシガン大学でのチームメート時代から、タンパベイ・バッカニアーズでともにスーパーボウルを制した経験、そして現在のレイダースに至るまで、ブレイディと長年にわたる関係を築いてきた。そのスパイテックは、オーナー陣と連携し、度重なる指揮官交代に終止符を打つため、適任のヘッドコーチを見つけ出す考えを示している。
「私たちはフットボールに対して似た価値観を持っている」と、ブレイディとの関係についてスパイテックは述べている。
「まったく同じ見方をしているわけではない。議論を繰り返すことや意見の食い違いもたくさんあるが、それを率直に伝えることにためらいはない。だからこそ、彼は私を気に入っているのだと思う。ただ、物事を捉える根本的な部分では似ていると感じているし、その考え方で互いに多くの成功を収めてきた。自分たちが何を求めているのかは分かっている。あとは、それを見つけに行くだけだ」
「ここに来て1年が経ち、MD(マーク・デイビス)をはじめとするオーナー陣のこともよく分かってきた。求められているものも把握している。組織についてもよく理解できていると思うし、すでに計画は整っている。これからそれに取り組んでいく。目標は一貫している。細部までこだわった継続的な改善を重ね、この組織とレイダー・ネーションが、アレジアント・スタジアムに足を踏み入れたときに誇りを持てる存在になることだ」
フランチャイズにとって3勝14敗という成績は、2006年の2勝14敗以来となる最低記録だ。全体1位指名となるのは、2007年にジャマーカス・ラッセルを指名して以来となる。チームは2021年以降、プレーオフ進出を果たしていない。
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