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レギュラーシーズンの平均視聴者数が1,870万人を記録、1988年以降で2番目の高水準かつ昨年から10%増

2026年01月08日(木) 14:54

【NFL】

レギュラーシーズンにおけるNFLの1試合平均視聴者数は1,870万人となり、データを取り始めた1988年以降で2番目の高水準となった。

リーグと『Nielsen(ニールセン)』によると、テレビおよびデジタルプラットフォームを合わせた1試合平均は昨季の1,750万人から10%増となり、2023年からも7%増加している。1989年に記録された1,900万人という過去最高平均にも迫る水準だ。

増加の一部は、視聴者数の算出方法の変更によるものだ。『ニールセン』は昨年9月、現在のテレビシーズン開幕とともに、すべての番組を対象に“Big Data + Panel(ビッグデータ+パネル)”方式の使用を開始した。

さらに今年初めには、ハワイとアラスカを除く全州において、自宅外での視聴者の測定を開始し、ケーブルおよび衛星放送用の受信機に加え、スマートテレビのデータも含めるようになっている。

『ニールセン』はこれまで、全米の65%をカバーする上位44のメディア市場のみを測定対象としていた。

リーグが提供する5つすべての週次パッケージで視聴者数が増加した。『Prime Video(プライム・ビデオ)』の『Thursday Night Football(サーズデーナイトフットボール)』は16%増と最大の伸びを記録。『CBS』も11%増と2桁の増加となった。『ESPN』と『ABC』による『Monday Night Football(マンデーナイトフットボール)』と『NBC』の『Sunday Night Football(サンデーナイトフットボール)』はいずれも9%増。『Fox』は6%増だった。

これは、リーグが2006年に開催を開始して以降、サーズデーナイトのNFLパッケージとして最多視聴となっている。

1試合平均1,533万人は、『Fox』、『NFL Network(NFLネットワーク)』、そして『プライム・ビデオ』で放送されていた2019年に記録した1,365万人を上回った。

『プライム・ビデオ』が2022年に『サーズデーナイトフットボール』の独占配信を開始して以降、視聴者数は60%増加している。初年度は、通常の試合パッケージがストリーミングサービスに移行したことに視聴者が適応しなければならず、1試合平均958万人だった。

今季は8試合が視聴者数1,500万人以上を記録しており、最初の3シーズンで記録した4試合を上回っている。

デンバー・ブロンコスがカンザスシティ・チーフスに勝利したクリスマスナイトに行われた試合は、平均2,106万人を記録。12月4日に行われたダラス・カウボーイズ対デトロイト・ライオンズ戦での1,939万人という同ネットワークの最多視聴記録を更新した。

『CBS』は1試合平均2,125万人を記録し、同局にとってレギュラーシーズン最高成績となるとともに、各ネットワークの中で最も高い平均視聴者数だ。

同ネットワークが夕方の枠で全国向けに放送する試合は1試合平均2,583万人となり、この時間帯で『Fox』を上回るのは3年連続となっている。

チーフスとカウボーイズが対戦したサンクスギビングデーの試合は、1試合平均5,723万人という記録を叩き出し、NFLのレギュラーシーズン史上で最も視聴された試合となった。『ニールセン』によると、この試合は11月27日に117億分の視聴時間を生み出し、同月で最も視聴された放送番組だったという。比較として、『Netflix(ネットフリックス)』で配信されている『Stranger Things(ストレンジャー・シングス)』は、オンデマンド配信された1カ月間全体での視聴時間が118億分となっている。

『CBS』で最も視聴された日曜日の試合は、毎年の恒例対戦とも言えるバッファロー・ビルズのクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンとチーフスのQBパトリック・マホームズの顔合わせだった。11月2日に行われたこの対戦は、1試合平均3,084万人を記録している。

結果として、『CBS』は視聴者数トップ10に入る試合のうち4試合を占めた。

『NBC』の『サンデーナイトフットボール』は1試合平均2,350万人を記録し、今季のテレビ放送が終了する5月には、プライムタイムにおけるトップ番組の座を15年連続で維持する見通しとなっている。

一方で、『NBC』で最も視聴された2試合はいずれもサンデーナイトの開催ではなかった。9月4日に行われたカウボーイズ対フィラデルフィア・イーグルスの開幕戦は、1試合平均2,830万人を記録している。また、感謝祭の夜に行われた一戦では、つま先の負傷から復帰したQBジョー・バロウがシンシナティ・ベンガルズの先発に戻り、ボルティモア・レイブンズと対戦。こちらの視聴者数は2,790万人となっている。

平均視聴者数2,500万人以上を記録した試合は8試合あった。サンデーナイトに最も視聴された試合は、10月12日に行われたライオンズ対チーフス戦で、2,740万人だった。

また、『NBC』は2月8日にスーパーボウルの放送を控えており、テレビ放送されるシーズン全体で最も視聴された番組を擁するネットワークになることも見込まれている。

『マンデーナイトフットボール』は21試合のパッケージで1試合平均1,580万人を記録し、2006年に『ESPN』へ移行して以降で2番目に高い平均視聴者数となった。この中には、『ABC』での独占放送2試合と、11試合の同時放送が含まれている。

2,000万人を超えた試合は5試合にのぼり、『マンデーナイトフットボール』が『ESPN』に移行して以降で最多となった。9月22日に行われたライオンズとレイブンズの試合は平均2,280万人を記録し、マンデーナイトゲームとしては過去20シーズンで4番目に多く視聴された一戦だ。

シーズン第18週の土曜日開催2試合を含めると、『ESPN』の今季平均視聴者数は1,650万人に上昇する。先週の土曜日に行われた、プレーオフのNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)第1シードを懸けたシアトル・シーホークス対サンフランシスコ・49ersの一戦は、視聴者数2,750万人をマーク。全ネットワークを通じて、第18週の試合として最多視聴となった。

『Fox Sports(フォックス・スポーツ)』は1試合平均1,963万人を記録し、2015年以来となるレギュラーシーズン最高の視聴者数となった。夕方枠で放送される『America’s Game of the Week(アメリカズ・ゲーム・オブ・ザ・ウィーク)』は1試合平均2,528万人。9月14日に行われた、第59回スーパーボウルの再戦となるイーグルス対チーフス戦が3,380万人を集め、これをけん引した。前回のスーパーボウルを放送したネットワークが、その再戦も放送するのは極めてまれなケースだ。

『Fox』で最も視聴された試合はサンクスギビングデーに行われたグリーンベイ・パッカーズ対ライオンズの一戦で、視聴者数は4,770万人に上った。『Fox』はまた、視聴者数トップ10に入る試合のうち4試合を占めている。

NFLはストリーミング向けパッケージにおいても、引き続き大きなけん引役となっている。

『ニールセン』の10月のデータによると、『Peacock(ピーコック)』は視聴者数が16%増加したという。『Paramount Plus(パラマウント・プラス)』は9月から8%増となり、『プライム・ビデオ』は木曜日におけるテレビ視聴全体の平均シェアが6.4%を記録したとのことだ。

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