アメリカとメキシコのフラッグフットボールチームがスーパーボウルウイークに対戦
2026年01月14日(水) 08:59
来月にサンフランシスコで迎えるスーパーボウルウイークには、注目のフラッグフットボールの試合が1試合ではなく2試合実施される。
これは、2028年ロサンゼルス五輪でフラッグフットボールが初採用されるのを前に、競技の認知度をさらに高めるための新たな手段の1つだ。
まずは2月3日(火)にNFLのトップ選手たちがプロボウルのイベントの一環としてフィールドに立つ。その2日後に、フラッグフットボール選手たちによるエキシビションマッチが行われ、アメリカ代表がライバルのメキシコ代表と対戦する予定だ。
2年後のロサンゼルス五輪では、代表メンバーがNFL選手――あるいは元NFL選手――とフラッグフットボール選手が混在したロースターとなる可能性が高い。国内統括団体のUSAフットボールが五輪に先立ち、男女両代表チームを選抜してトレーニングを行う見込みだ。
現地13日(火)、USAフットボールのスコット・ハレンベックCEOは『YouTube(ユーチューブ)』のNFL公式チャンネルで配信される試合について説明した声明の中で次のように述べている。
「NFL選手がLA28オリンピックに向けたエリート育成パスウェイに参加するのは、選手にとってもファンにとってもワクワクする機会だ。オリンピックでの目標はただ一つ。男女ともに金メダルを獲得することだ。スポーツ界のエリート選手たちからの支援や関心は、最高のチームを作り上げようとしている私たちが成功を収める可能性をさらに高めてくれる」
今シーズン、NFLはプロボウル関連イベントをスーパーボウルウイークに実施することにした。これは3年前にオールスターイベントがフラッグフットボールの試合へと変更されて以来、最新の調整となる。フラッグフットボールは2023年10月に五輪競技に追加された。
アメリカ代表にとって、この試合はメキシコとの“親善試合”という位置づけかもしれないが、選手たちはスーパーボウルと同様の姿勢で臨むだろう。昨年9月にパナマで行われる予定だったIFAF(国際アメリカンフットボール連盟)アメリカ大陸選手権での両国による金メダル決定戦は、悪天候のため中止となった。
つまり、この試合は非公式ながら両者が決着をつけるチャンスとなる。
クオーターバック(QB)ダレル・ドゥーセット三世は「この対戦は実現が遅すぎた。俺たちは望んでいるし、メキシコ代表も同じだろう」と語り、「このエキシビションマッチには通常の試合と同じ準備と集中力で臨むつもりだ。これはフットボール最大の舞台の中心で、俺たちが愛するスポーツを披露する夢のような機会だ」と続けた。
メキシコの選手たちも同じ思いを抱いている。
メキシコ代表のキャプテンを務めているディフェンシブバック(DB)ラモン・アロンソ・ガシオラは「両チームが得るこの機会は信じられないほど素晴らしいものだ。決勝戦で戦うことは俺たちがずっと夢見てきたことだ」とコメントした。
『トヨタ』の提供で行われるこの試合は、ファン向けイベントの“Super Bowl Experience(スーパーボウル・エクスペリエンス)”が開かれるサンフランシスコのモスコーン・センターで実施予定だ。
ハレンベックは「2023年の五輪採用決定は、すでに人気が急上昇していたこのスポーツにとってロケット燃料のようなものだった」と述べ、「そして、今回のエキシビションのような機会を通じたリーグのリーダーシップと支援によって、私たちはさらに情熱と参加意欲、そしてファン層の拡大を促進できるだろう」と続けている。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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