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オフシーズンにQB陣の層と競争力の増強を目指すバイキングスHCオコンネル

2026年01月14日(水) 10:45

ミネソタ・バイキングスのヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネル【AP Photo/Ellen Schmidt】

ミネソタ・バイキングスのヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルは2026年にクオーターバック(QB)陣の層を厚くしたいと考えている。

バイキングスは2025年シーズン、ルーキーシーズンを棒に振ったキャリア2年目のJ.J.マッカーシーが10試合しか出場できなかったことを受けて、3人のQBを先発起用した。カーソン・ウェンツが5試合、マックス・ブロスマーが2試合に先発し、バイキングスは9勝8敗でシーズンを終えている。

現地13日(火)、オコンネルHCは「結局のところ、クオーターバック陣は毎年できる限り層が厚く、才能ある選手をそろえることが重要だと思っている」と報道陣に語った。

「サラリーキャップにも大きな影響を与えるポジションであり、どんな状況でも競争力を保てるような形でデプスチャートを計画できるのが理想だ」

2024年のプレシーズンに膝を負傷し、レギュラーシーズンの全試合を欠場したマッカーシーは、大きな疑問を抱えた状態で新たなシーズンを迎えた。ミシガン大学出身のマッカーシーは浮き沈みの激しいシーズンを過ごし、試合終盤に輝きを放つ瞬間があった一方で、安定感に欠け、試合の大半でパスに失敗する場面が多く見られた。また、マッカーシーは足首および手の負傷や脳しんとうで欠場を余儀なくされるという問題にも直面していた。

「(クオーターバック陣には競争が)必要だと思う」と述べたオコンネルHCは「そうすることでその中の全員を成長させられると思う。その競争を通じてオフェンス全体も活性化されるはずだ」と続けている。

オコンネルHCは“間違いなく”オフシーズンワークアウトでQB陣が競争力のある状態にしたいとつけ加えた一方で、現時点ではその具体的な形――練習機会を均等に分けるのか、マッカーシーが大半を担当するかなど――については言及を避けた。

今オフシーズンに競争は必要だが、マッカーシーのシーズン終盤のプレーを高く評価しているオコンネルHCは、QB陣の層が厚くなることで彼の成長が“促進される”と確信しており、次のようにコメントしている。

「J.J.については、シーズン後半にかけて見せていたプレーと、ああいう形でシーズンを終えたことに、私は大いに励まされた。私たちは変化の各段階がどういうものなのかを時間をかけて話し合い、とにかくコンプリートに意識を向けようとしていた。そうするうちに少しずつ成果があらわれ始めたし、大きな飛躍も見られた。今年は多くの場面でランゲームが十分に機能し、攻撃を前進させ、多くの試合で競争力を保てたと思うし、その中でバランスをとる能力も見出すことができた」

バイキングスがマッカーシーのバックアップとして信頼できるベテラン選手を必要としていることは明らかだ。昨オフシーズンにはサム・ダーノルドの復帰が議論されていたが、ダーノルドはシアトル・シーホークスとより好条件の契約を結び、自身の居場所を見つけた。バイキングスはダニエル・ジョーンズの残留も試みたが、ジョーンズはインディアナポリス・コルツに移籍している。サム・ハウエルのトレードも頓挫した結果、バイキングスにはウェンツとブロスマーだけが残った。

ベテランフリーエージェント(FA)市場には、マーカス・マリオタやラッセル・ウィルソン、ジミー・ガロポロ、ケニー・ピケットといった選手が名を連ねるだろう。特に注目すべき選手はカーク・カズンズだ。かつてバイキングスに所属していたカズンズは、アトランタ・ファルコンズとの契約が再構築され、今オフシーズンにフリーエージェントになる可能性が高い。

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