イーグルスがパトゥーロOCの解任を発表
2026年01月14日(水) 11:56
フィラデルフィア・イーグルスの攻撃コーディネーター(OC)が今年も入れ替わることになった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが現地13日(火)に報じたところによると、フィラデルフィア・イーグルスが日曜日にワイルドカードラウンドでサンフランシスコ・49ersに敗れたことを受け、攻撃コーディネーター(OC)ケビン・パトゥーロに解任を通達したという。
ラポポートとガラフォロはパトゥーロがニック・シリアニHC(ヘッドコーチ)率いるコーチングスタッフに残留する可能性もあると報じている。
シリアニHCは声明で「攻撃コーディネーターの交代を決断した」と述べ、次のように続けた。
「ケビンとは本日、この難しい決断について話し合った。彼は素晴らしいコーチであり、私は彼を心から尊敬している。この5年間、彼はチームの成功に不可欠な存在であり、フィールド上の成果だけでなく、選手や組織にとって価値あるリーダーとして舞台裏でも貢献してくれた。彼が今後も充実したコーチングキャリアを歩むことに疑いの余地はない」
「結局のところ、目標を達成できなかった場合、その責任は私にある」
イーグルスが攻撃面の停滞から脱却してプレーオフで大躍進することがない限り、この決断が下される可能性は週を追うごとに高まっているように見えた。
第59回スーパーボウルで40得点を挙げて勝利した後、攻撃コーディネーターを務めていたケレン・ムーアはニューオーリンズ・セインツのヘッドコーチに就任した。ムーアを失ったイーグルスは、その後任としてパトゥーロを昇格させたが、この動きは大きな失敗に終わっている。
パトゥーロはプレーコーラーとして手探りの状態が続き、イーグルスは得点で19位、獲得ヤードで24位と、いずれもシリアニHCがヘッドコーチを務める5年間で最悪の成績となった。2022年から2024年にかけて、イーグルスが得点で8位以下、獲得ヤードで9位以下に沈んだことは一度もなかった。
イーグルス攻撃陣の苦戦はシーズンを通して大きな課題となり、優秀なディフェンスが本来の力を発揮できず、その努力が徐々に徒労に終わる状況が象徴的だった。
ワイドレシーバー(WR)A.J.ブラウンはシーズン中、ソーシャルメディアでの不可解な投稿や『Twitch(ツイッチ)』の配信を通じて自身の役割について不満を示し、その後の謝罪も拒否していた。2024年シーズンにオフェンス部門年間最優秀選手賞を受賞したランニングバック(RB)セイクワン・バークリーは大半の試合で抑え込まれ、前シーズンにはわずか2試合だったキャリー平均4.0ヤード未満の試合が、今シーズンは9試合に増加している。シーズン第9週のバイウイーク後に臨んだ10試合で、イーグルスが20点以上を記録したのはわずか3試合で、敗退のきっかけとなった49ers戦では23対19で敗れた。
49ers戦で、イーグルスは序盤3回の攻撃で2度のタッチダウンに成功し、2回目のタッチダウンドライブでは94ヤードも前進するなど、好調なスタートを切った。しかし、その後いつもの停滞が訪れ、ホームの観衆からはブーイングが発生。最後の7回の攻撃のうちパントで終わった4回は正味の獲得ヤードが1ヤードにとどまり、2回の攻撃はフィールドゴールで終えた。再び相手に逆転された中で迎えた最後のドライブは、レッドゾーンの手前で第4ダウン目に攻撃権を失い終了した。
イーグルスを破滅に導いた最後の2クオーターと、可能な限り勝利をつなぎとめようと奮闘した守備陣は、今季のチームを象徴する残念な縮図となった。
試合翌日のロッカールーム清掃時にパトゥーロの今後について質問されたクオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツは答えをはぐらかし、バークリーはたとえ不当であっても誰かが最終的に責任を取ることになると指摘した。
その責任はまさにパトゥーロにのしかかり、イーグルスは5年間で5人目の攻撃コーディネーターを探すことになっている。
とはいえ、楽観視できる理由はあると言えよう。
厳しいシーズンだったものの、イーグルスは依然としてNFL屈指の才能を誇る攻撃陣を擁している。さらに、スーパーボウルに出場した翌年にワイルドカードで敗退したことを受けて攻撃コーディネーターを交代させたのは前回も同じだが、当時のイーグルスは翌シーズンに立ち直り、再びNFLで最大の舞台に返り咲いた。
そこでイーグルスはフランチャイズ史上2つ目のロンバルディトロフィーを獲得している。
今後はイーグルスが再びそれを成し遂げられるかが焦点となるだろう。
【RA】



































